過去ログ - ハーミット・パープルは知っている
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24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/27(水) 06:08:39.91 ID:DeO+ryLW0
ある晴れた日のこと。

オレは『組織』から『あの人』のチームに入るように指示されていた。
それは偶然なのかどーかは知らないけど、オレは飛び上がって喜んだ。

以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/27(水) 06:09:08.97 ID:DeO+ryLW0
「ナランチャお前、『組織』に入ったんだってな」

「うん! オレ、やっぱりあんたの……」


以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/27(水) 06:10:51.86 ID:DeO+ryLW0
直感で分かったよ。オレ。

ああ、この人はオレに、オレみたいなクソガキに、


以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/27(水) 06:12:24.75 ID:DeO+ryLW0
朝起きて歯ァ磨いてパンをかじって学校に行く。

まだ眠たい目をこすりながら退屈な授業を受けて友達と遊んで昼飯のサンドイッチを食べる。

学校から帰ったらうるせー親の怒鳴り声を背中にイタズラを仕掛けに行って、
以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/27(水) 06:12:50.85 ID:DeO+ryLW0
「ナランチャ、仕事だ」

「仕事ォ? それってなんだよブチャラティーッ!」

「ピザを買ってこい。五人分な。カネはそこに置いてある」
以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/27(水) 06:15:00.56 ID:DeO+ryLW0
オレは『組織』に入ったことは後悔してない。

ブチャラティには申し訳ないけど、やっぱりオレはブチャラティの役に立ちたいんだよ。
もちろん、フーゴもミスタもアバッキオの役にも立ちたい。

以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/27(水) 06:15:52.24 ID:DeO+ryLW0
「あーッ!? メモがねェーーーッ!?」

「どっかで落っことしたのかな!? 無い、無いぞォーッ!」

「うるさいなァ、ナランチャ。で、どのピザを注文するんだい?」
以下略



31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/27(水) 06:16:55.97 ID:DeO+ryLW0
「……ガツガツ、ガツガツ」


『ガキ』は一心不乱にゴミの中の食べカスを食い漁っていた。
よく見ると目にいっぱいの『涙』を浮かべて。
以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/27(水) 06:18:29.45 ID:DeO+ryLW0
「……『カワイソー』に見えますか?」


掠れた喉から聞こえるそいつの声。

以下略



33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/27(水) 06:19:09.73 ID:DeO+ryLW0
「こっちの方がさ、美味いだろ」


終わり。


34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/27(水) 06:32:37.83 ID:KQ8VjxEAO
超乙


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