24: ◆4DizgRlA0E[saga]
2013/03/30(土) 10:47:18.65 ID:nAFbCzN60
彼女を連れて割り当てられた部屋を開ける。
目算で10畳位の洋室で、小さなシャンデリアが飾られている。
木造のブラウンの床に合わせるように、シックなデザインの家具が並ぶ。
部屋の掃除そのものは行き届いているようだったが、少しほこりが舞っていた。
錆びた音を立てて開くシングルハングの窓を開くと、涼しい風が入ってくる。
しばらく換気していれば、この部屋の環境はよくなるだろう。
彼女はバッグから資料を取り出し、引き続き暗記の作業に入っていた。
時間がくれば各部屋に案内係の方が訪ねてくるそうなので、急ぐ心配は無い。
『さて、一段落したけど、どうする?』
「…そう、ね。一度この館内を回ってみましょうか。せっかくだし」
『うん、分かった。こんなところ、滅多に来ることもないから、何か楽しみだ』
「なんだか、子供みたい」
『え?あ…そうかな。何か恥ずかしいな』
行きましょうか。その声で俺は隣に並ぶ。
廊下はとても長く、設置された窓から陽のひかりが差し込んでいた。
他のいくつかの部屋からも、準備を終えたアイドルとプロデューサーが出てくるのが見えた。
パソコンを持ってきているアイドルもいた。やはりどの参加者も熱心だ。
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