過去ログ - 紅莉栖「どうしたのよ辛気臭い顔して」岡部「紅莉栖…お前、記憶が…」
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2013/03/27(水) 19:21:05.57 ID:J5ZZ3s85o
 快く受けてくれたフェイリスは、鼻歌混じりで看護師の後についていく。
 その後ろにダル、そして俺、鳳凰院凶真がついていく。 

 検査室に着くと部屋の中には、ベッドがひとつ椅子が三つ並んでいた。

以下略



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2013/03/27(水) 19:41:39.12 ID:thFqtx0qO
見ているぞ


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2013/03/27(水) 20:06:44.33 ID:0rcmBh0Oo
お前は知りすぎた


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2013/03/27(水) 20:11:33.43 ID:J5ZZ3s85o
 紅莉栖「さて、と」

 ベッドに横たわり、楽な姿勢を取る紅莉栖
 その横にいつもの病室のように、三人揃って座る。

以下略



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2013/03/27(水) 20:13:21.10 ID:J5ZZ3s85o
ダル「ほら、よく二人で仲良く口げんかしてたじゃん」

紅莉栖「ごめん。ほんとに分からないわ。状況からすると、その『おかりん』ってのが今回の検査の一因なのね」

 というか、全因なのだが…
以下略



36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[ago]
2013/03/27(水) 20:15:35.93 ID:J5ZZ3s85o
 三時間ほどかかった検査が終了し、検査の結果を待つ間、病室に戻る。

紅莉栖「鳳凰院さん」

岡部「……」
以下略



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2013/03/27(水) 20:16:34.49 ID:J5ZZ3s85o
 『お三方、検査の結果が出ましたので、こちらへ』

 病室に顔を出した看護師に言われる。

岡部「はい…」
以下略



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2013/03/27(水) 20:17:54.55 ID:J5ZZ3s85o
 『まず、ご理解していただきたいのは、脳という臓器は未だ、9割以上が謎に包まれた臓器だ。ということです。』

 医師が説明を切り出した際、最初に言われたことだ。


以下略



39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[ago]
2013/03/27(水) 20:19:14.51 ID:J5ZZ3s85o
岡部「そ、それは、どうゆうことなんです!?」

医師「分かりません。ただ、なんとなく言えるのは……これは、脳医学に従事した勘と言いましょうか……誠に申し上げにくいのですが…」

岡部「なんなんですか!? はっきり言ってください!」
以下略



40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[ago]
2013/03/27(水) 20:20:44.70 ID:J5ZZ3s85o
医師「おそらく、岡部さんに関しての記憶は、保持されません。」

 聞きたくない……

医師「治療法は、……絶望的でしょう。 なんでもないことから、前のように戻るかもしれません。 しかし、その可能性は、未知数です。」
以下略



41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[ago]
2013/03/27(水) 20:21:51.26 ID:J5ZZ3s85o
医師「現状況では、牧瀬さんに被害は出ておりませんが、この先も記憶の削除、再構築が行われるとすると、何が起きるかは分かりません。この意味…わかりますね?」

 ……最悪の場合、また紅莉栖を苦しめるかもしれないのか……俺が、俺であろうとするなら……

??「……わかりました。彼女が苦しむところ、いや彼女が苦しむ可能性は、認めたくありません。」
以下略



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