140: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 09:50:02.72 ID:L6dNy5Nfo
そんな中、私達は森の中でまたしても奇妙な光景に出会うのだった。
それは懐かしくもある山のように荷物を詰んだ貨車だった。
141: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 09:52:09.74 ID:L6dNy5Nfo
後ろ姿のせいで亜美か真美のどちらかわからないけれど、
山のように詰んだ荷物の上に座りながらサンドイッチのようなものを頬張っている。
142: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 09:53:55.67 ID:L6dNy5Nfo
「ケホッ、ケホッ。あ、亜美だよー。あー、びっくりした〜」
「ごめんなさい、大丈夫?」
143: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 09:55:13.59 ID:L6dNy5Nfo
それはそうと、私が寝ている間に2年も経っていたせいで
随分と立派に成長していた亜美だった。
144: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 09:56:16.00 ID:L6dNy5Nfo
「だめよ亜美。ちゃんともぐもぐしなさい?」
「うぇ〜!? したよー!」
145: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 09:59:01.96 ID:L6dNy5Nfo
「なんだか千早お姉ちゃんは本物のお姉ちゃんみたいなこと言うね」
「それって真美のこと?」
146: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 10:00:50.08 ID:L6dNy5Nfo
「で、どうする? 何買う?」
「そうね、あ、確かあれが切れてたかも……」
147: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 10:01:29.08 ID:L6dNy5Nfo
亜美は相変わらず頭から荷物の中に潜り込んでいってパンツを丸出しにしていた。
……もしかして少しパンツも大人っぽくなった?
148: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 10:02:17.56 ID:L6dNy5Nfo
「ふむふむ、千早お姉ちゃん達は次はどこにいくの?」
「私達は次はシモネタウンよ」
149: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 10:03:09.91 ID:L6dNy5Nfo
その様子を真と萩原さんはニヤニヤしながらこっちを見てくる。
「何よその目は。もう行くわよ。買い物は済んだのだし」
150: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 10:03:40.66 ID:L6dNy5Nfo
1時間程度したあとに森を抜けると少し離れた所に
町があるのが見えた。
町は川の中にあった。
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