285: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 12:18:02.49 ID:L6dNy5Nfo
「全て
燃えて灰になれ
それがこの世の自由か」
286: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 12:18:48.24 ID:L6dNy5Nfo
「い、いぬ美……! よくもいぬ美を……!」
我那覇さんはハム蔵の肩まで
287: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 12:19:17.64 ID:L6dNy5Nfo
斬る訳にもいかないし、ましてや受け止めるなんて無理!
避けるしかない……。
でもあの巨体をタイミングよく避けないと押しつぶされる。
288: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 12:19:46.64 ID:L6dNy5Nfo
真美の大きな叫び声。
亜美は真美を呼びながらも真美のいるだろう方向に一瞥もくれないで仮面を投げる。
両肩には仮面をした亜美と
それから反対の肩には萩原さんも乗っている。
289: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 12:20:22.56 ID:L6dNy5Nfo
よくみると内面がお母さんだとは言え、
モンスターに担がれて飛んできたらしい。
そのため萩原さんの顔はよほど怖かったのか真っ青だった。
290: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 12:20:58.41 ID:L6dNy5Nfo
だけど、お互いに言うことはばっちりとシンクロしていた。
「「行くよ、パパ、ママ!」」
291: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 12:21:57.14 ID:L6dNy5Nfo
「……やっつけちゃったの……?」
本当に倒せるなんて思っていなかったのか真美がそんな声を漏らす。
292: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 12:22:55.08 ID:L6dNy5Nfo
「まだよ! 萩原さん!」
「行くよ千早ちゃん!」
293: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 12:23:44.58 ID:L6dNy5Nfo
炎は強く燃える。
こんなに燃え上がる剣を持っているのに
私はちっとも熱くなんてなかった。
294: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 12:24:38.96 ID:L6dNy5Nfo
「オオオオオオオオ゙オ゙オ゙オ゙ッッ」
ハム蔵のドスの利いた雄叫びを目の前に受けても
萩原さんはびくりともしなかった。
295: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 12:26:10.57 ID:L6dNy5Nfo
萩原さんは杖から炎を噴射しているが
その形はまるで炎でできた剣のようだった。
魔法で作り上げてるものだった。
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