434: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:51:07.65 ID:+Qo3lcGpo
「あんな風に笑って、罵り合って、切磋琢磨して一緒に成長していくのが……楽しかった」
「ずっと後悔してた。あの時、自分は一歩前に踏み出して、
勇気を出して、千早の味方ができていたらって」
435: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:56:52.86 ID:+Qo3lcGpo
彼女の加担した事件は事実であり、歴史にも刻まれることとなるだろう。
実際に彼女自身が王を殺したわけではないけれど、事実ではある。
436: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:57:21.19 ID:+Qo3lcGpo
だけど、だからこそ、
泣いていた我那覇さんのその震える声を聞くのに耐えなかった。
私も。
437: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:58:58.42 ID:+Qo3lcGpo
「千早は本当に……優しいよね」
438: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:59:44.88 ID:+Qo3lcGpo
翌朝。
起きると我那覇さんと萩原さんが朝食を作っていた。
簡単なものではあったがとても上手にできていて美味しかった。
439: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 18:00:17.64 ID:+Qo3lcGpo
私と萩原さんはまずは港へ行き、
朝一の便を出る方も入ってくる方も両方とも調べた。
440: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 18:00:49.19 ID:+Qo3lcGpo
真と我那覇さんは島の中でも一番高いビルの周辺を調べていた。
我那覇さんの知り合いを訪ねたりしていたらしい。
しかし何も見つからず結局中心街に
移動して探索していたらしいがいずれも手がかりはなかった。
441: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 18:01:48.41 ID:+Qo3lcGpo
朝一から動き回っていてお昼ごはんも食べたい時間帯になってきていた。
私達は中心街へ歩いて行った。
442: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 18:02:23.22 ID:+Qo3lcGpo
列の先を目で辿ってみるとそこは一つの飲食店のようなものだった。
そこにそんなに美味しいものがあるとは思えないのだけど。
443: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 18:03:04.55 ID:+Qo3lcGpo
店の看板にはでかでかと見たことのない角張った文字で
「拉麺」と書いてあった。
どこかの地方の言葉かしら。
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