465: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 18:27:25.05 ID:+Qo3lcGpo
「ねえねえ、どうしていてほしくない時に千早さん達はいるのかなぁ?」
466: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 18:29:06.85 ID:+Qo3lcGpo
船に乗れない島民達は誰もが美希を一目見てヤバいと感じたのでしょう。
すぐにどよめき、そのどす黒いオーラには飲まれそうになっている。
巻き込むわけにはいくまいと私は美希の目の前へ踊りでる。
467: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 18:30:30.85 ID:+Qo3lcGpo
真が大きな声で叫ぶ。
港にいた人々はその声を聞く前にはすでに船に乗り込み始めていて
再び港は大混乱になっていた。
しかし、それと同時に珍しく萩原さんの大きな声が響く。
468: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 18:31:11.56 ID:+Qo3lcGpo
美希はポケットの中から杖を一本取り出した。
あの城での戦闘以来、魔法を使うものとして杖を持つようになったのかもしれない。
469: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 18:33:53.79 ID:+Qo3lcGpo
遠くの方に見える魔術艦隊は大規模な火球をこちらに放ってきた。
美希の光の玉が飛んでいった方向に。
火球は島には届かなかったが、島の目の前の海に着弾し
大きな爆発と共に大量の水しぶきをあげた。
470: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 18:35:38.14 ID:+Qo3lcGpo
美希は再び杖を空に向ける。
恐らくはあれが信号弾の代わりになっていてそれを目掛けて
あの艦隊は撃ちこんできている。
471: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 18:36:04.24 ID:+Qo3lcGpo
「わかった! でも千早は!」
「私は大丈夫。美希を止めないと!」
472: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 18:39:35.60 ID:+Qo3lcGpo
「千早! 自分も戦うぞ……!
今度こそ、負けてなんかいられない」
「美希を倒して、帝国も潰して、自分は……にいにを救うんだ」
473: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 18:40:14.83 ID:+Qo3lcGpo
「あれは社長の嘘に決まってるの」
「……え」
474: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 18:40:44.22 ID:+Qo3lcGpo
我那覇さんの肩を掴んだ時にはもう時すでに遅く、
目はどこかうつろになっていた。
不味い……。
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