522: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 19:23:10.79 ID:+Qo3lcGpo
「痛っったぁぁぁあーーーッッ!?」
大きく後ろに飛び退けて距離を取る美希は
523: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 19:24:59.35 ID:+Qo3lcGpo
「人に見えない努力なんて白鳥並以上」
「努力なんて……必要ないの!
524: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 19:26:38.07 ID:+Qo3lcGpo
「きっと私が一番! でもあなたもソコソコかも
そりゃ私と比べるから ちょっと分悪いのよ」
525: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 19:27:43.95 ID:+Qo3lcGpo
「だってスタートラインが
遥か遠くにあって」
526: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 19:28:12.37 ID:+Qo3lcGpo
だけど、私は美希の飛ばした血が口に入ろうが目に入って
前が見えなくなっても唄うことだけはやめなかった。
527: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 19:29:34.62 ID:+Qo3lcGpo
美希のダガーは私の出した腕に突き刺さる。
最後の最後で少しだけ見えた美希の動きに咄嗟に反射して腕が出てしまった。
だけど、結果としてこれは見えなくなった相手を捉えることができる好機となった。
528: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 19:30:06.95 ID:+Qo3lcGpo
肺を貫通しているために美希が大量に血を吐き出す。
私の手にも脚にも顔にも血はかかる。
529: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 19:30:55.40 ID:+Qo3lcGpo
「千早! 急いで! あの船団からの攻撃がやまない!」
530: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 19:31:25.51 ID:+Qo3lcGpo
「ハァ、何してるの我那覇さん、早く……」
私が振り向くと我那覇さんは四条さんが再び奪われたことには
531: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 19:31:51.80 ID:+Qo3lcGpo
「ハァ、ハァ。で、でも真、船も何もないのに……どうするつもりだったの!?」
「え? それは千早が何か考えてるんじゃ」
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