552: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 20:15:07.56 ID:+Qo3lcGpo
「彼らのやろうとしていることはさっきも言ったように
私達にとっても色々と厄介なのよ」
553: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 20:15:34.92 ID:+Qo3lcGpo
「……そんな計画……なんのために」
「帝国の繁栄を常に自分のものにしたいのよ」
554: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 20:16:10.49 ID:+Qo3lcGpo
真も萩原さんも真剣に聞いている。
長介や新堂さんや他のみんなはもうすでに知っている風だった。
555: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 20:16:42.48 ID:+Qo3lcGpo
「千早ちゃんのお父さんやアルカディアの男の人達は最後まで戦い続け
そして、みんな散っていったわ」
「だけど、千早ちゃんのお父さんは最後にあなたのお母さんをアルカディアから
556: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 20:17:09.03 ID:+Qo3lcGpo
だけど、逃げた先ですぐに軍の追手が来た。
私と優がいつかの高台の上で見つけたあの軍隊。
母を埋めたあの場所で。
557: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 20:18:30.61 ID:+Qo3lcGpo
「帝国が所持する如月優、つまりあんたの弟の血を使って
もう少しで発動するところだったのよ」
「そこを響が間一髪で城から賢者の石を連れて逃げ出したの」
558: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 20:19:28.49 ID:+Qo3lcGpo
「まるで占領したナムコ王国なんて興味が無かったって訳。そのもっと先を見ていたのよ」
「そうして全ての支配を終えたあと帝国は人類を全て妖精へと進化させるつもりらしいわ」
559: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 20:19:58.76 ID:+Qo3lcGpo
「あんたの目的だった弟なら……保証はないけど、たぶん帝都の城にいるわ」
「ええ、分かってる」
560: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 20:20:38.65 ID:+Qo3lcGpo
そして、帝都の城へ行ったら春香も確実にいる。
もう避けては通れない……。
彼女と剣を交える覚悟を決めないといけない。
561: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 20:21:07.06 ID:+Qo3lcGpo
「な、なんで私が……」
「馬鹿ねぇ、当たり前じゃない! あんたの元に集まった軍なのよ?」
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