597: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 09:38:39.61 ID:abMfBsPXo
素直に喜ぶことはできなかった。
「……ありがとう」
598: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 09:39:56.88 ID:abMfBsPXo
船は進み、再び私達は収集をかけられていた。
もうすぐ到着するから出撃する準備を始めて欲しいとのこと。
599: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 09:40:24.05 ID:abMfBsPXo
「この城はお堀に囲まれていて城内へ侵入するのはそうそう簡単なことじゃないわ」
「お堀の外にも内にも大量の軍を構えているはず」
600: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 09:41:29.64 ID:abMfBsPXo
「いい? 今私達の乗っている船はこれよ」
とそれぞれがいる、または移動する船のだいたいの位置を指で差す。
601: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 09:41:58.18 ID:abMfBsPXo
「すぐに連絡の着くように家族間の念話くらいの魔法は姉ちゃんと一緒に勉強したんだ」
「そう……ならいいのだけど」
602: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 09:42:25.37 ID:abMfBsPXo
「ええ、ありがとう」
「千早さん……」
603: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 09:42:58.42 ID:abMfBsPXo
「この前はごめんなさい……。
ありがとう、高槻さん。私、あなたのおかげでもう少し頑張れそう」
604: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 09:45:17.36 ID:abMfBsPXo
その様子を見てあずささんがこちらに近づいてくる。
605: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 09:45:53.96 ID:abMfBsPXo
そうして少し騒がしかった船内はあっという間に静かになった。
彼女達はもう別の船に移った頃なのかしら。
606: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 09:46:25.77 ID:abMfBsPXo
そして、言うまでもなく新堂さんの戦闘力は折り紙つき。
本当にこの二人は頼もしい限り。
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