715: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/30(火) 13:51:30.47 ID:abMfBsPXo
「だが、そんな身体にアルカディアの血液を残していては
腐って使い物にならなくなってしまう」
「だからこそ、全て移したのだ」
716: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/30(火) 13:52:04.22 ID:abMfBsPXo
「器……? 俺が。器だと!?」
「そうだ。貴様には最初から何の期待もしていなかった」
717: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/30(火) 13:52:53.19 ID:abMfBsPXo
「冬馬。素晴らしいことを教えてやろう」
「お前を負かしたのはそこの女なんだよ。冬馬」
718: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/30(火) 13:53:26.16 ID:abMfBsPXo
あの時。
私は春香を追い森へ入り、
春香の追っていた国王軍だと思って話しかけたら
帝国の軍隊で、その小隊が私を殺す時に
719: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/30(火) 13:55:48.56 ID:abMfBsPXo
「どうやらお前たちは……奇妙な運命にあるようだな」
「では、私はこれから賢者の石を使いに行く。
やっとこの時がきたんだ」
720: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/30(火) 13:56:15.04 ID:abMfBsPXo
「うおおおーーッ!」
721: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/30(火) 13:57:30.95 ID:abMfBsPXo
黒井はゆっくり立ち上がってまた奥の部屋へ消えてしまった。
「待ちなさい!」
722: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/30(火) 13:58:14.04 ID:abMfBsPXo
「それは私の優の血が入ったから強くなっただけよ」
「うぅッ! ま、またこんな時に……」
723: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/30(火) 13:58:42.06 ID:abMfBsPXo
「や、やめろ……。そうか、やっと分かったぞ!
やっぱりこの頭痛はお前の弟のだったのか!」
「出てくるな! 消えろ! あ、う、ぐおおおおおッッ!」
724: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/30(火) 14:00:27.59 ID:abMfBsPXo
頭の中からガンガンと鉄の固まりで殴られてるような
鋭い痛みに悲鳴をあげる私と天ヶ瀬冬馬だった。
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