860: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/30(火) 16:24:22.16 ID:abMfBsPXo
真っ赤な血は四条さんの持っている白い花を
赤に染めて、ゆっくりと四条さんの手に垂れました。
「賢者の石よ。四条貴音をこの世から抹消して」
千早ちゃんの声は驚くほど冷静でした。
それでも涙を流しながら段々と光の粒に足元から変わっていく
四条さんを誰よりも悲しそうに見ているのは千早ちゃんでした。
こうして四条さんは綺麗な花に囲まれて、
その姿は少しずつ光の粒となり消えて行きました。
頬を撫でる風は冷たく、
花一面の景色は誰に語ることもなく、
そっと静かで、私達は何の言葉を交わすこともなく、
その場を離れて行きました。
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