154:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/06(土) 03:07:16.27 ID:hG2vy3XL0
ちひろ「気を取り直して理由を考えてみますけど……うーん、本当に、ただなんとなく、なんですよね」
ちひろ「多分、「木場さん」って響きが変に印象深く頭に入っちゃってるからだと思うんですけど、それが何でそこまで特別印象に残ってるのかまではちょっとわかりません」
真奈美「そうか……いや、些細なことを問い詰めて悪かったね」
155:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/06(土) 03:08:04.54 ID:hG2vy3XL0
モバP「」プシュー
真奈美「……呼び捨てにしながら女性の頭を気安く撫でるとは、随分と偉くなったようだなモバP」パッパッ
ちひろ(す、すごい……プロデューサーさんのライフゲージがあっという間に真っ赤っかに……!)
156:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/06(土) 03:09:05.71 ID:hG2vy3XL0
ガチャッ
光「たっだいまー! 南条光、今日のレッスンもバッチリ決めてきたぜ!」ビッ
ちひろ「あ、お帰りなさい光ちゃん」
157:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/06(土) 03:10:10.79 ID:hG2vy3XL0
ちひろ「うーん……それは本人に聞いてみないと何とも……というか、さっきのアクションの見本がどうとかって、何のことですか?」
真奈美「ああ……いつだったか、光とダンスレッスンがかち合ったことがあってね」
真奈美「あの子が厳しいレッスンにバテていたので、息抜きがてらに、少しだけ、彼女の特撮ごっこに付き合ってあげたことがあるんだよ」
158:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/06(土) 03:11:17.69 ID:hG2vy3XL0
ちひろ「ほら、こういうライダーが居るんですよ」カチカチッ
真奈美「ふむ……なるほどね。あのイントネーションはここから来ていたのか」
ちひろ「苗字呼びが広まってる原因がわかったところで、どうしましょうか。私の方から、それとなく皆に名前で呼ぶよう働きかけておきましょうか?」
159:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/06(土) 03:11:56.59 ID:hG2vy3XL0
ガチャッ
小梅「い、いま、B級スプラッターみたいなひ、悲鳴、が……!」ワクワク
真奈美「おや小梅か。おはよう。残念ながら、そういう映画を見ているわけではないよ。プロデューサー君の地声だ」
160:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/06(土) 03:16:45.56 ID:hG2vy3XL0
小梅「? えと、ありがとう、ございます、って……」
真奈美「その次だ」
小梅「真奈美さん?」
161:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/06(土) 03:17:22.99 ID:hG2vy3XL0
小梅「こわ……い?」キョトン
真奈美「身長も年齢もこれだけ差があって、しかも、海外帰りで事務所に入ったタイミングも遅い、よくわからない大人の人。年少組の子達にとっては、壁を感じるには十分な条件だと自己分析しているんだがね」
小梅「んん……よ、よく、わかりま、せん」
162:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/06(土) 03:18:08.20 ID:hG2vy3XL0
小梅「お、踊りも、歌も、すごく、上手、ですし……私、達が、上手くできなくて困ってたら……厳しいけど、丁寧に教えてくれます……」
小梅「私なんかにも、最初から、りょ、涼さんみたいに、普通に、話しかけてくれて……」
小梅「い、一緒に仮装した、ハロウィンも、た、楽しかった、ですし……!」
163:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/06(土) 03:19:32.06 ID:hG2vy3XL0
真奈美「そういえば、今日は何か持ってきているのかい? 映画のDVD」
小梅「え、あ、こ、この前借りたのが、ひとつ、あ、あります、けど……?」
真奈美「では、君さえ良ければ、これから一緒にそれを見ないか? 今思い出したんだが……」
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