29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/29(金) 21:58:38.78 ID:Np/hgcC7o
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結界の最奥部。
なにもない白い部屋で、まどかは自分自身の闇と向かい合っていた。
《やっぱりまた会ったね》
闇はまどかとほぼ同じ姿をしている。
だがその禍々しさは比類なく、凄絶ですらあった。
唇を引き結んで、まどかは弓を構えた。
「あなたを倒して、わたしはもう一度世界を変えるよ」
赤い口を半月状に歪ませて、闇は嗤った。
《あなたを倒して、わたしは世界を終わらせるよ》
闇の構える弓は無機質で、冷たく、光を拒絶するように黒々としていた。
そこにつがえられた矢はまっくらな虹色。
双方が同時に指を離し、お互いに向けて矢を放った。
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