過去ログ - 銀さん「魔法少女リリカル銀さん」なのは「始まらないで下さい」
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53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/04/06(土) 17:06:33.72 ID:coz0tY120
 その一方で、封印処理も受け付けない銀時の解析を進めながら、プレシアは玉座からフェイトの戦いを監視していた。

プレシア「アリシア…辛い目に合わせてしまったけど、もうすぐだから……ぅっ、ゲホ!!ゴホッ!!!!」

 咳き込んで抑えた掌を見れば、そこには吐き出した血がべっとりとこびりついていた。

銀さん「へぇ〜アリシアねぇ」ヂャラ

プレシア「…!!起きていたのね、しぶとい男」

銀さん「んな身体でSMプレイやるあんた程でもないさ…お互いマダオだからかねぇ」

銀さん「あぁ、娘ほったらかしてアリシアとやらに浮気するような奴の何処にそんな芯があるんだかな」

プレシア「アリシアこそ、私の芯とやらだから…」マダオ…?

銀さん「 」ピクッ

プレシア「あの子は、この世の誰よりも大切なものよ…あの子の為に働いて、働いて、寂しい思いをさせてしまった…その結末がっ」

銀さん「ふざけんな、同じ思いをフェイトにもさせている奴が何を言ってんだ」

プレシア「あれはアリシアじゃない!!」ダン

銀さん「…哀れだな、あんたの目には何も映ってねーじゃねぇか」

プレシア「何も知らない貴方が、何を言うの!!!!」

銀さん「確かに俺はあんたの事なんざ何も知らねぇ、フェイトとアリシアにどんな関係があるかも解らねぇ
    だがな、知る必要もねえ。もうろくした眼でよく見てみろよババア」

フェイト『はああぁぁぁ!!』

プレシア「……」

銀さん「そこに映ってるのは、どうしようもねぇマダオを親に持ちながら
    それでも親を助けようともがいてる…ただの、あんたの『家族』の姿じゃねーか」





 場所は再び戦場へ…
 再現された廃墟に二人の魔砲弾が飛び交う。

RH『やはり実力は彼女が上です』

なのは(でも負けない…!!)バシュシュ

なのは(ユーノくんに教わった魔法、RHと建てた知恵と戦術…そして、銀さんにもらった…魂が有るから!!)キュィィィ…ドン

RH『…All right Master』

フェイト(勝つんだ…)バシュッバシュッ

フェイト(勝って母さんの所に……帰るんだ!!)バチバチバチバチ

なのは「……!!!!」

フェイト「ファランクスシフト…撃ち、砕けええええぇぇぇ!!!!」

なのは「…!!!バインド!!?」ガシッ

 無数の魔砲弾がなのはの元に殺到し、煙でその姿がまったく見えなくなる。

フェイト「スパーク…」バチバチバチバチ

 そして最後に雷の槍を生みだして煙の中に投げ込んだ。

フェイト「エンド!!」

 直後、大爆発。

アリサ「なのは!!」

なのは「受け切った…!!」

 しかし、なのはは倒れていない。煙の中からボロボロのバリアジャケットを身にまとって現れたなのはは
フェイトよりも更に高高度の空中にまっすぐと佇み、フェイトに杖を向けた。



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