過去ログ - 大学教授「私がアイドルのプロデューサーだと」
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100: ◆HdrJTu3Tbs[saga]
2013/04/01(月) 22:40:56.56 ID:Py/NZ84y0
そして、京都にあるこのプロダクションの教習所でのボイストレーニングや歌唱レッスン、ダンスレッスン、演技指導や会話講座などに参加することになるらしい。プロの歌手やアイドル、俳優のレッスンに同席させてもらうことも、社長が認めてくれているようだ。


101:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/02(火) 16:00:42.21 ID:cYWX4JVBo
ふむ。だんだんアイマスっぽくなってきたか?


102:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/03(水) 23:41:12.50 ID:eq58idYIO
期待


103:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/07(日) 19:26:56.66 ID:TDQpRCMoO
続きまだー?


104:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/22(月) 01:52:14.48 ID:foG8T6nJO
止まってしまったのかな?


105: ◆HdrJTu3Tbs[saga]
2013/05/11(土) 06:03:10.36 ID:UT94v6DA0
この上ない計らいであるが、大手であるこのプロダクションの懐の大きさ、そして高木の剛腕あってのものだろうことは容易に想像できた。

「えらく懐の大きな会社だな。独立するプロデューサーにここまで目をかけるとは」


106: ◆HdrJTu3Tbs[saga]
2013/05/11(土) 06:05:45.27 ID:UT94v6DA0
「まあ、30年もいればいろいろな貸しができるものなのだよ。それよりも、これらのレッスンや講習は君がプロダクションに入れない以上、もちろん無料ではない。私が全額出したいところだが、あいにくそんな金ははなくてね、半々ということでどうだろう」

意地の悪い笑みを浮かべて高木は言った。この30年間のことはお互いに知らないことも多いので、深くは聞かないことにした。レッスン料などについては、問題はない。独り身で分不相応の給料をいただいているし、金にある程度の余裕はあった。


107: ◆HdrJTu3Tbs[saga]
2013/05/11(土) 06:08:49.11 ID:UT94v6DA0
「構わないよ。しかし、私を評論家としてテレビに出していくつもりのようだが、私はタレントのような真似をするつもりはないぞ」


評論家として専門でもないことをペラペラ話すことも躊躇われたが、最近の私立大学によく見られる、大学の体面に泥を塗るようなタレント教授にはなりたくない。


108: ◆HdrJTu3Tbs[saga]
2013/05/11(土) 06:09:52.11 ID:UT94v6DA0
高木は微笑んで、

「まず、君には真面目な討論番組の評論家として活動してもらうつもりだ。既にレギュラーが決まっている。君は評論家としての信用を得るには十分な経歴と実績がある。もちろん、これから先彼らの信用を保つのは君の発言次第だが、君なら上手くやってくれると信じているよ。
君は専門でもないことをペラペラ話すことには抵抗があるだろうが、そこは我慢して欲しい。君なら大学の名を背負って、上手く発言する事ができるはずだ」


109: ◆HdrJTu3Tbs[saga]
2013/05/11(土) 06:11:24.21 ID:UT94v6DA0
高木はそこで一息つき、甘いコーヒーを啜った。

「もちろん、私はこうした討論番組だけに君を出演させる訳ではない。報道番組の解説者はもちろんのこと、バラエティ番組にも手を広げたい。アイドルの人気が爆発的に伸びるのはバラエティ番組によることが多いからね。君が昨今のタレントじみた教授に嫌悪感を抱いているのは分かっている。アイドルも一度色物として見られたら、もうお終いだ。しかし、バラエティ番組に出る以上は、一種タレントのようなキャラクターがなければならない。君には申し訳ないが、ある程度のプライドは捨ててもらいたい」


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