過去ログ - 大学教授「私がアイドルのプロデューサーだと」
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47: ◆HdrJTu3Tbs[saga]
2013/03/31(日) 17:47:10.23 ID:KMurB9r40
それから私は駅で買った新聞を取り出した。一面に出ているのは、私が研究室でかけているラジオから流れていたニュースと大して変わりはない。
読み進めていくと、私の知人の一人である与党議員の記事があった。脱税疑惑をかけられているようだ。実際、脱税していても不思議ではないだろう。政界には知人も多いが、懐で何を考えているか分からない人物も多い。派閥間の闘争などもよく聞く話だ。


48: ◆HdrJTu3Tbs[saga]
2013/03/31(日) 17:49:03.06 ID:KMurB9r40
急患だ。
どのくらいかかるか分からん


49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/31(日) 21:33:23.90 ID:VyKf6GzIo
待ってるよ


50: ◆HdrJTu3Tbs[saga]
2013/04/01(月) 06:19:03.37 ID:Py/NZ84y0
test


51: ◆HdrJTu3Tbs[saga]
2013/04/01(月) 06:21:27.49 ID:Py/NZ84y0
スポーツ面には格闘家のステゴロ・ザウラーが700戦連続勝利の記録を達成したことが大きく書かれていた。昨日、日本で試合が行われたらしく、対戦した菊地真一という人物も健闘したらしい。


52: ◆HdrJTu3Tbs[saga]
2013/04/01(月) 06:22:50.01 ID:Py/NZ84y0
新幹線が発車してしばらくたったころ、私に声をかける者がいた。
新聞から顔を上げると、非常に小柄な少女で、つやつやした綺麗な髪を耳の下で三つ編みにして二つのおさげにしている。前髪は少女らしく切り揃えられ、頭のてっぺんからは小さなくせ毛が木の芽のようにぴょこんと両側に開いていた。12、3歳くらいかと思われたが楕円形の眼鏡をした顔は非常に落ち着きがあり、大人びた様子も漂わせている。不思議な少女だ、と一目見て思った。


53: ◆HdrJTu3Tbs[saga]
2013/04/01(月) 06:25:02.45 ID:Py/NZ84y0
「あの、すみません。隣に座ってもいいですか」

よく通る、落ち着いた声だった。

「ええ、それは構いませんが、どうして」
以下略



54: ◆HdrJTu3Tbs[saga]
2013/04/01(月) 06:27:13.45 ID:Py/NZ84y0
「それから、もたれかかってきたので。座ってもいいですか」

断る理由はなかったが、このような少女が一人旅とはどういうことかと疑問に思った。

「ええ、どうぞ。窓側がいいですか。後で富士山も見えますし」
以下略



55: ◆HdrJTu3Tbs[saga]
2013/04/01(月) 06:28:35.00 ID:Py/NZ84y0
「それならいいのですが。一人旅ですか」

私は腰を下ろしながら、気になったことを聞いてみることにした。

「はい。一昨日から従兄弟の家にお世話になっていて、東京に帰るところです。母はもう少し向こうに残るそうで、私だけ帰ることになりました」
以下略



56: ◆HdrJTu3Tbs[saga]
2013/04/01(月) 06:29:47.04 ID:Py/NZ84y0
しかし、この少女の親もひどいものだ。いくら大人びているとはいえ、こんな年端もいかない少女を一人で家に帰すとは。

「しかし、お母さんはよく一人で帰させてくれましたね。女の子の一人旅ほど怖いものはないのに」

そう言うと少女はいくらか怒ったように
以下略



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