過去ログ - ほむら「ワルプルギスの夜が来る」
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66: ◆YfJASHZQTM
2013/03/31(日) 19:45:54.34 ID:AqaLWW9r0

あたしの武器は剣。ともあれ間合いに入らなければと思い、あたしは魔獣の攻撃を避けながら前へ出た。
両手に剣を出現させ、目前の2体を切り払う。反撃を避けながら追撃。
マミさんのようにはいかないけれど、魔獣の中心であたしはまるで舞うように戦った。

以下略



67: ◆YfJASHZQTM
2013/03/31(日) 19:46:24.82 ID:AqaLWW9r0

さて、言ってみたはいいものの体が動かない。少しずつ食らったダメージが響いてるみたいだ。

だったら

以下略



68: ◆YfJASHZQTM
2013/03/31(日) 19:46:50.15 ID:AqaLWW9r0

「おい、さやか」

「なによ。言っとくけど、着いてこないでよね。
この中ではあたしが一番後輩だからね、もっと魔獣を殺さなきゃ。それがあたしの存在意義なんだから」
以下略



69: ◆YfJASHZQTM[saga]
2013/03/31(日) 19:47:51.27 ID:AqaLWW9r0
やっちまった…


「おい、さやか」

以下略



70: ◆YfJASHZQTM[saga]
2013/03/31(日) 19:48:17.63 ID:AqaLWW9r0

夜が明けて、昼間。あたしはまだ魔獣の結界を見つけられないでいた。
どうして…、魔獣を殺さないとあたしが生きてる意味なんかないのに。

焦りばかりが募っていき、ソウルジェムも濁りはじめた。
以下略



71: ◆YfJASHZQTM[saga]
2013/03/31(日) 19:49:06.27 ID:AqaLWW9r0

これからどうしようかと駅のホームに座っていると、人が近づいてくる気配がした。


「よう」
以下略



72: ◆YfJASHZQTM[saga]
2013/03/31(日) 19:49:42.85 ID:AqaLWW9r0

「でも、結局あたしたちは魔法に頼んなきゃ自分の体も動かせないんだよ。
 それってもう化け物じゃん。魔獣と何が違うのよ」


以下略



73: ◆YfJASHZQTM[saga]
2013/03/31(日) 19:50:11.64 ID:AqaLWW9r0

あたしは顔をあげて杏子を見た。


「つまりな――ああ、こういうのらしくない。照れ臭いな――アタシ達はアンタを心配して、その、アンタを探してたってこった。
以下略



74: ◆YfJASHZQTM[saga]
2013/03/31(日) 19:50:40.66 ID:AqaLWW9r0

あたしってほんとバカ。
その言葉をきっかけに、さやかは大声をあげて泣き出した。

よかった。本当によかった。
以下略



75: ◆YfJASHZQTM[saga]
2013/03/31(日) 19:51:11.13 ID:AqaLWW9r0

「アタシも、一番ドン底だったときにお節介な誰かさんが受け止めてくれたんだ」


もしマミと決別してたらと思うとゾッとする。
以下略



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