過去ログ - ほむら「ワルプルギスの夜が来る」
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76: ◆YfJASHZQTM[saga]
2013/03/31(日) 19:51:50.76 ID:AqaLWW9r0

さやかが泣いて、泣いて、やっと落ち着いた頃。
待っていたかのように嫌な感覚がやって来た。

さやかも気づいたらしく、涙を拭いて立ち上がると自分の両頬を叩いて気合いを入れた。
以下略



77: ◆YfJASHZQTM[saga]
2013/03/31(日) 19:52:26.52 ID:AqaLWW9r0





以下略



78: ◆YfJASHZQTM[saga]
2013/03/31(日) 19:52:56.40 ID:AqaLWW9r0

「―――――ル――が―――夜――ワ―――ギ――」

「あ?なんて言ってんだよ」

以下略



79: ◆YfJASHZQTM[saga]
2013/03/31(日) 19:53:26.91 ID:AqaLWW9r0

最後に明瞭な言葉を残し、魔獣は消えた。

結界が消え、マミたちが駆け寄ってくる。

以下略



80: ◆YfJASHZQTM[saga]
2013/03/31(日) 19:53:55.89 ID:AqaLWW9r0

ほむらに尋ねられて、アタシは魔獣の最後の言葉を思い出した。


「ああ、多分だが『ワルプルギスの夜が来る』だった――おい、どうした!!」
以下略



81: ◆YfJASHZQTM[saga]
2013/03/31(日) 19:54:30.74 ID:AqaLWW9r0





以下略



82: ◆YfJASHZQTM[saga]
2013/03/31(日) 19:55:13.28 ID:AqaLWW9r0

そんな話をしていると、ベランダからほむらが入ってきた。


「よう、もういいのか?」
以下略



83: ◆YfJASHZQTM[saga]
2013/03/31(日) 19:55:51.65 ID:AqaLWW9r0

「ええ、勿論」

「ああ」

以下略



84: ◆YfJASHZQTM[saga]
2013/03/31(日) 19:56:25.05 ID:AqaLWW9r0

ほむらは、泣いていた。自分の情けなさと恐怖に泣いていた。


「あったりまえでしょ、ほむらはあたしの嫁になるんだから離すわけないじゃん」
以下略



85: ◆YfJASHZQTM[saga]
2013/03/31(日) 19:56:54.53 ID:AqaLWW9r0


「かつてこの世界には、魔獣という概念はなかった。その代わりに魔法少女の敵として存在したのが魔女。この世界でひときわ大きな魔獣の結界があったところは、以前の世界で魔女の結界があった場所と一致するの。
 魔女は魔獣とは大きく性質を異にする。一つの結界の中に一体きりで、使い魔を使役して人を襲う。
 一体一体に個性もあるわ。
以下略



86: ◆YfJASHZQTM[saga]
2013/03/31(日) 19:57:44.28 ID:AqaLWW9r0

「魔法少女が魔女に、ね。そりゃひどい話だ」

「うん。そうすると、あたしがオクタヴィアかな?」

以下略



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