過去ログ - ほむら「ワルプルギスの夜が来る」
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69: ◆YfJASHZQTM[saga]
2013/03/31(日) 19:47:51.27 ID:AqaLWW9r0
やっちまった…


「おい、さやか」

以下略



70: ◆YfJASHZQTM[saga]
2013/03/31(日) 19:48:17.63 ID:AqaLWW9r0

夜が明けて、昼間。あたしはまだ魔獣の結界を見つけられないでいた。
どうして…、魔獣を殺さないとあたしが生きてる意味なんかないのに。

焦りばかりが募っていき、ソウルジェムも濁りはじめた。
以下略



71: ◆YfJASHZQTM[saga]
2013/03/31(日) 19:49:06.27 ID:AqaLWW9r0

これからどうしようかと駅のホームに座っていると、人が近づいてくる気配がした。


「よう」
以下略



72: ◆YfJASHZQTM[saga]
2013/03/31(日) 19:49:42.85 ID:AqaLWW9r0

「でも、結局あたしたちは魔法に頼んなきゃ自分の体も動かせないんだよ。
 それってもう化け物じゃん。魔獣と何が違うのよ」


以下略



73: ◆YfJASHZQTM[saga]
2013/03/31(日) 19:50:11.64 ID:AqaLWW9r0

あたしは顔をあげて杏子を見た。


「つまりな――ああ、こういうのらしくない。照れ臭いな――アタシ達はアンタを心配して、その、アンタを探してたってこった。
以下略



74: ◆YfJASHZQTM[saga]
2013/03/31(日) 19:50:40.66 ID:AqaLWW9r0

あたしってほんとバカ。
その言葉をきっかけに、さやかは大声をあげて泣き出した。

よかった。本当によかった。
以下略



75: ◆YfJASHZQTM[saga]
2013/03/31(日) 19:51:11.13 ID:AqaLWW9r0

「アタシも、一番ドン底だったときにお節介な誰かさんが受け止めてくれたんだ」


もしマミと決別してたらと思うとゾッとする。
以下略



76: ◆YfJASHZQTM[saga]
2013/03/31(日) 19:51:50.76 ID:AqaLWW9r0

さやかが泣いて、泣いて、やっと落ち着いた頃。
待っていたかのように嫌な感覚がやって来た。

さやかも気づいたらしく、涙を拭いて立ち上がると自分の両頬を叩いて気合いを入れた。
以下略



77: ◆YfJASHZQTM[saga]
2013/03/31(日) 19:52:26.52 ID:AqaLWW9r0





以下略



78: ◆YfJASHZQTM[saga]
2013/03/31(日) 19:52:56.40 ID:AqaLWW9r0

「―――――ル――が―――夜――ワ―――ギ――」

「あ?なんて言ってんだよ」

以下略



79: ◆YfJASHZQTM[saga]
2013/03/31(日) 19:53:26.91 ID:AqaLWW9r0

最後に明瞭な言葉を残し、魔獣は消えた。

結界が消え、マミたちが駆け寄ってくる。

以下略



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