過去ログ - P「安価でアイドルプロデュースしてIA大賞受賞を目指す」2
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2013/04/23(火) 05:57:05.66 ID:cPiHOK34o
P「……とにかく、詳しく話を聞かせてくれ。そうじゃなくちゃ、なんとも言えないよ」
春香「あ、そ、そうですよね……すみません」
春香「あの、まずはこれ、見てくれますか?」ペラッ
P「これは……あぁ、あの写真か」
P(春香が差し出してきたものは、千早が以前事務所で拾って、俺に預けた写真だった)
P(ここまで描写はしていなかったものの、
実はこの写真を手に入れた翌日に、俺は律子にこれを渡しておいたのである。
そのまま律子経由で春香に返しておいてもらうためだ)
P(……日高愛と書かれた、この少女。
春香はもしかしてこの子を、俺にプロデュースして欲しいと言うのだろうか?)
* * *
春香「実は以前、私、オーディションの特別審査員としてお仕事をする機会があったんです」
P「へ、へぇ〜。やっぱりすごいな、スプラッシュ……。
そんな大きな仕事の話、こっちには舞い込んでこないよ」
春香「あ、でも、そんなに大きなオーディションってわけでもないですよ?
アイドルになりたての子とか、これからアイドルになるって子達を対象とした、小さなオーディションで……」
春香「とにかく、そこで私は、この子に出会ったんです。
この写真の……、日高愛ちゃんに」
P「日高、愛……」
春香「……この子の笑顔は、ほんとにはなまるだったんです。
いろんな子を見ましたけど、愛ちゃんだけは、なんかこう……ビビビ! っと感じるものがありました」
春香「歌もダンスもへたっぴだったけど、元気いっぱいで一生懸命で……
なんだか、昔の自分を見てるみたいだなぁ、って、そう思ったんです」
P「……なるほど。だから、放っておけなかったんだな?」
春香「はい。それで、そのあと話しかけて、お友達になれたはいいんですけど……
結局私は、何もしてやれなくて。ただ、ちょっとだけ励ますことしか出来ませんでした」
* * *
P「彼女は──日高さんは、今もまだ?」
春香「そうなんです……どのオーディションも全滅、
芸能事務所に応募しても書類審査の時点でダメらしくて……」
P「……」
春香「これが、私の余計なおせっかいだってことも、
こんなことしてる余裕もないってことも、わかってます!」
春香「でも、放っておけないから……これ以上あの子が泣く姿は、見たくないから……」
春香「だから、プロデューサーさん。プロデュースするのが無理なら、
どこかの事務所のコネとか、持ってたりしないかなぁ、なーんて……えへへ」
P「……うーん、色々と言いたいことはあるけど……まず、アイドルがコネとか言うんじゃない」
春香「はいっ、ご、ごめんなさい……」
P「しかし、コネ、か……」
P(……ないことも、ない、か? あの人なら、もしかして……)
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