過去ログ - P「安価でアイドルプロデュースしてIA大賞受賞を目指す」2
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592:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/03(金) 21:52:36.53 ID:IolXCW+Ko

P(……それから秋月さんは、水谷さんの周囲に起こったという
 不思議な出来事について話してくれた)


涼「絵理ちゃんだって、最初は経験の無いアイドルだった。
  選考に落ちることもあれば、ライバルに負けてしまうこともありました」

涼「でもそんなとき、たまに、『落ちたはずの選考に合格する』ということがあったようなんです」

真美「……、」

響「落ちたのに合格? なんでそんなことが起こるんだ?」

涼「……他のアイドルの、キャンセルです」


  *  *  *


P(……一度結果が出た選考において、その合格者が事情により出演が難しくなった場合、
 二位以降の者が繰り越しで合格になるということはよくある話だ)

P(しかし、水谷さんのまわりでは、そんなことが頻発していたらしい。
 ときには病気、ときには交通事故……)

P(そして──……)



涼「……私はそれを、絵理ちゃん本人から聞きました」

涼「絵理ちゃんも、自分が関わったオーディションでそういうことが続いていたことに、
  だんだん薄気味悪さを感じていたみたいです」

P「……秋月さんは、水谷さんがアイドルを辞めたあとも、彼女と関わりを持っていたのか?」

涼「はい。社長の指令でしたから……。もちろん、
  ちゃんと話せるようになるまで、随分時間がかかっちゃいましたけど」

P「指令?」

涼「あ、それ、は……」

P「……話の腰を折ってすまない。続きを頼む」

涼「……はい」


P(おそらく、石川社長が秋月さんに出したという指令……、
 それが、さっきも口を噤んだ理由に関わっているんだろうな)


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