過去ログ - P「安価でアイドルプロデュースしてIA大賞受賞を目指す」2
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595:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/03(金) 23:02:19.80 ID:IolXCW+Ko

真美「……真美と亜美はちっちゃい頃、パパとママに連れられて、
   デパートの屋上で『riola』のライブを見たんだ」

真美「ふたりとも、とっても優しくて……だから、真美達は……」

P「……そうだったのか」

真美「ねぇお姉ちゃん! 『riola』と絵理おねーちゃんに、どういう関係があったの!?」

涼「……、それはね……」

涼「『riola』のメンバーのうち、一人が……尾崎さんだったんだよ」


  *  *  *


涼「『riola』は、尾崎玲子さんと近藤聡美さんという、
  ふたりのメンバーで構成されていました。
  でも尾崎さんは、絵理ちゃんにひたすらそのことを隠していた……」

涼「この件について調べていくうちに絵理ちゃんが出会った、
  『ある人物』から提供された情報を元に、絵理ちゃんは『riola』の存在を知ってしまいました」

涼「だけど尾崎さんは、そんな絵理ちゃんに対して、近藤さんだけを会わせて、
  自分が『riola』であることは明かさなかったんです」

P「それは、なぜ?」

涼「……どうして尾崎さんがそれを隠したのか、私にはわかりません。
  でも、これだけは確かなことです」



涼「絵理ちゃんは、自分の気持ちが一方通行であると思うようになってしまった」

涼「ずっとずっと尾崎さんとふたりでやってきたのに、絵理ちゃんは、
  結局のところ自分はひとりなんだって、思うようになってしまったんです」

涼「──それは絵理ちゃんにとって、致命的でした。
  絵理ちゃんにとって、尾崎さんは……世界でただひとり、百パーセント心を許せる存在だったから……」


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