過去ログ - P「安価でアイドルプロデュースしてIA大賞受賞を目指す」2
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653:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/07(火) 01:46:43.76 ID:qj+rqtdro






千早(……そして東豪寺さんは、その場を去っていきました)

千早(その際、控え室の外からやたら大きな男性の声と、
   駆けるような足音が聞こえた気がしましたが……
   そのときの私には、その正体がなんなのかもわからないくらい、困惑していたのです)



千早(──私の夢は、世界で通用するボーカリストになること。
   あくまでもアイドルは、その夢の道の途中であり、
   私の歌を聴いてもらう機会を広げるための手段でしかない)

千早(昔の私は、確かにそう考えていました。でも、今は違う……)

千早(我那覇さんや真美、そしてプロデューサーと一緒にこれまでやってきて、
   私なりに、アイドルという職業について考えを改めていたんです)



千早(……それなのに、私は彼女に、何も言い返せなかった)

千早(私の仲間を侮辱された怒りと、その怒りを表現できない自分……。
   そして、彼女の言葉が、確かに私の夢へと繋がるものだと感じてしまったこの心……)



千早「……っ、……!」



千早(それら全てが、そのときの私にとっては、
   とても悲しく、とても腹立たしいものだったのです)

千早(そして──……)



  *  *  *



千早「……けほ、こほっ」

千早「……? ノド、が……また……?」



千早(──あとは、プロデューサーもご存知のとおり)

千早(私は、このとき心にかかったストレスから……再びノドの炎症を引き起こし、
   病院へ行くことになってしまったのでした)


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