過去ログ - P「安価でアイドルプロデュースしてIA大賞受賞を目指す」２
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656:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/07(火) 02:29:55.29 ID:qj+rqtdro


タッタッタ……

千早「……！　ふたりとも、来たわ！」

P「みんな、遅れてごめん！」



千早（そして、プロデューサーは……）

千早（私が信じた通り、あずささんを連れ戻してきてくれたのでした）



　　*　　*　　*



千早（その後、ライブが終わって……）

千早（私は、ライブ中に感じていた不安が、
　　　私の思い過ごしなのかどうかを確認するために、あずささんに声をかけました）



千早「……あずささん」

あずさ「？　どうしたの、千早ちゃん」

千早「……東豪寺プロダクションの、
　　　東豪寺麗華という女性を、ご存知ですか？」

あずさ「……！　ち、千早ちゃん……どうして、それを？」



千早（……もちろんそれは、思い過ごしなどではなく）

千早（あずささんはやはり、東豪寺プロから、脅しを受けていたようです）



『東豪寺プロに来て、その才能を発揮させろ』

『さもなくば、765プロにはこれから、一切の仕事が入らなくなる。
あなたの判断次第で、これから先、仲間のステージの全てが壊れることになる』



千早（……私の対しては『世界を目指そう』という甘い言葉で、
　　　あずささんに対しては、良心に訴えるやり方で……）

千早（あずささんから話を聞いて、ようやく私は気付くことができました）

千早（東豪寺プロは目的のためなら手段を選ばず、
　　　その言葉に、『本物』など存在し無い、ということに……）


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