過去ログ - P「安価でアイドルプロデュースしてIA大賞受賞を目指す」2
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655:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/07(火) 02:12:53.74 ID:qj+rqtdro


     ライブ会場 舞台袖
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


ワァァァ……!



千早「……あずささんが、いなくなった?」

やよい「はい……プロデューサーは、あずささんを探しに行っちゃいました」

響「えええっ!? あずささんの出番、もうすぐでしょ!?」

真美「うあうあー! あずさお姉ちゃんが帰ってこなかったら、
   お客さんガッカリしちゃうよ〜!」

千早(……あずささん?)



『それでもいいけど。でもその代わり、さっきの胸が大きな彼女──』

『……あずささんのことですか?』

『そう。彼女に、同じ話をするだけだから』



千早「……!」

千早(──私はこのときほど、自分が愚かだと思ったことはありませんでした)

千早(『私が彼女の話を聞きさえすれば、あずささんの身には何も起きない』と、
   楽天的に、そう考えていたんです)

千早(そんなに甘い話が、あるわけない。おそらく、あのとき私が控え室に入ったときにはすでに、
   東豪寺さんはあずささんと接触していて──……)


  *  *  *


千早「……くっ……!」

やよい「でも、だいじょーぶですっ! えっへへー、こんなこともあろうかと、
    私、とっておきのヒミツヘーキを律子さんから貰ってましたからっ!」

響「ヒミツ兵器?」

やよい「はいっ! それは──……」



ワァァァ……!



千早(……ステージが始まる前ならまだしも、
   ここまで盛り上がったこのタイミングで行方不明になるのは、
   いくらあずささんとは言え考えづらい)

千早(もしかしたら、このタイミングを指示したのも、彼女なのかもしれない……)

千早(……でも、)



千早「……高槻さん。何か考えがあるというなら、それでいきましょう」

やよい「はーいっ! 私、メラメラーって燃えてきました! うっうー!」



千早(でも、とにかく今は、プロデューサーを信じて待つしかない。
   きっとプロデューサーなら、あずささんの身に何が起きても、救いだしてくれるはずだから……)

千早(そして……)


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