過去ログ - P「安価でアイドルプロデュースしてIA大賞受賞を目指す」2
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667:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/07(火) 04:53:18.29 ID:qj+rqtdro

麗華「……ふ、ふふ……だから、なんだって言うの?」

千早「……」

麗華「アイドルは夢や希望を与える存在?
   そうね、私だってかつてはそう信じていた……」

麗華「でも、私は知ったのよ。思い知った、というべきかしらね」


  *  *  *


麗華「芸能界なんて、嘘と下衆な打算だらけの偽物が勝利する世界……。
   アイドルなんて……、夢や希望から最も遠い存在だわ」

麗華「……だから、証明してやるのよ」

千早「証明?」

麗華「アイドルアカデミー大賞なんて、こんな私でも頂点に立てる、くだらない馬鹿騒ぎだってね」

麗華「確かに、勝者は決まっている。961プロダクション……
   でも、奴らには決定的に勘違いしている点がある。それがなんだか、わかるかしら?」

千早「……いえ」

麗華「……それじゃあ、教えてあげる」



麗華「アイドルは、実力が全てだと思っていること。
   全てを力でねじ伏せられると思っていること……」

千早「……」



麗華「実力? 努力? そんなもの、本当にくだらない……
   全ては、計画(プロデュース)次第で、どうとでもなる」

千早「……私には、あなたの考えも、961プロの考えも、
   両方とも、わかりません」

麗華「いずれわかるようになるわ」

千早「もしそのときが来たなら、私はアイドルを辞めるでしょう」

麗華「……ふふっ。それも、誇りっていうわけ?」

千早「ええ。……響と真美。あのふたりは、私の翼……」

千早「この翼もがれては、生きてゆけない。それが、今の私だから」


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