過去ログ - P「安価でアイドルプロデュースしてIA大賞受賞を目指す」2
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874:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/21(火) 19:35:04.70 ID:N8NHuJHSo

P(……さて、ようやく会場に着いたな)

P(参加メンバーの変更も伝えたし、これであとは、本番のときを待つだけだ)



P「えっと、俺達の控え室は──」

響「……あっ! ねぇねぇ、プロデューサー」クイクイ

P「ん? どうした、響」

響「ほらほら! 聴こえてるだろー?」

P「聴こえる? っていうと……」



伊織「……ねぇふたりとも。響ったら、
   さっきまでプロデューサーに対して怒ってなかった?」

千早「そうね」

伊織「今はもう、何事もなかったように、いつもの響に見えるんだけど……」

真美「仲直りしたんだよ! でも今回は、喧嘩してる時間、長かったかな〜」

千早「確かに……よっぽどショックなことがあったんでしょうね」

伊織「長かった!? アレで!?」

千早「プロデューサーがわけのわからない行動を取るのは、いつものことだもの。
   いちいち気にしてはいられないわ」

真美「うんうん。そんくらいでずっと怒ってたら、真美達きっと、
   もうとっくに解散しちゃってるもんね」

伊織「……たくましくなったわね、あんた達」


  *  *  *


響「あれだよ、あれあれ!」

P「あれって……ああ」



ワァァァァ……!




♪ The world is all one!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


貴音『空見上げ 手を繋ごう♪ この空は 輝いてる──……♪』

春香『世界中の 手・を・取り──……』


『『──The world is all one!!』』


やよい『……ゆーにてぃまいんっ! いえーーいっ!』


いぇーーーい!!!!



P(……聴こえてきたのは、スプラッシュの4thシングル、『The world is all one!!』だった)

P(俺達と同様、スプラッシュにとっても久しぶりのまともなアイドルのステージ。
 三人とも良い調子のようだし、会場は多いに盛り上がっているようだな)

P(……でも、対戦相手の日高さんは、どうしているんだろう? あまり聴こえないけど……)


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