過去ログ - P「安価でアイドルプロデュースしてIA大賞受賞を目指す」２
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875:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/21(火) 19:50:30.73 ID:N8NHuJHSo

♪　はなまる
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

愛『……さーかみーちもまがりみーちもー……だーいじょーうぶー……』



涼「愛ちゃーん！　頑張ってー！　ほら、絵理ちゃんも！」

絵理「う、うん……がんばれ〜……」

涼「声が小さぁーい！！」



愛（涼さん、絵理さん……）



愛『……はーなーまーる　るーんるーるるーん！！　元気のおまじないー！！』



観客A「んー、頑張ってるのはわかるんだけどね〜」

観客B「ああ……なんか、かわいそうだな」



　　*　　*　　*



P「……」

P（遠目にしか見えないが、日高さんサイドのステージには、
　観客が全然集まっていないということだけはわかった）

P（日高さん自身もヤケになっているのか、ただ大声で歌うことしか出来ず……
　音程もダンスも、バラバラだ……）

P（……無理もないな。実力がどうこうという以前に、
　フェスではファンの数が勝敗を大きく分ける要素になるんだ。
　まだデビューしたてでファン数が少ない日高さんには、到底勝負になるはずもない）



愛『はーなーまーるーぴーかぴかー！！』



響「プロデューサー……」

P「……俺達は俺達。気の毒だが、あまり気にするな」

響「うん……」



P（……石川社長は、何を考えて、このフェスに日高さんを参加させたんだ？）

P（こんなこと、日高さんにとって、何もプラスになるようには思えないが……）

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