過去ログ - P「安価でアイドルプロデュースしてIA大賞受賞を目指す」２
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882:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/21(火) 21:04:01.16 ID:N8NHuJHSo

P「……」

麗華「……返す言葉もないんですか？」

P「気持ちを伝えられるのは、言葉だけではないから」

麗華「ふぅん……やっぱり相変わらず、つまらない人」


ワァァァ……！


麗華「……それにしても、本番前に他の事務所のアイドルを応援だなんて、
　　　随分と余裕なんですね」

麗華「それとも、もう諦めているのかしら？
　　　もう勝負なんて、どうでもいいって思っていたりして」

P「そうかもしれないな」

麗華「え？」

P「……思い出したんですよ、最後まで諦めずに歌う日高さんの姿を見て」



『プロデューサーさん。フェス、フェスティバル……、
それは、音楽祭という意味なんですよね？』

『それなら、お祭りを楽しまなくっちゃ！　うふふっ……』



P（かつてあずささんがこう言ったように……
　フェスの本質は、『どちらが上かを競う舞台』というわけではない）

P（ファンもアイドルも裏方も……全員で、この音楽祭を作り上げていくものなんだ）



P「……勝負にこだわらず、全力で楽しむこと。
　それが、フェスの醍醐味でしょう？」

麗華「……、」

P「難しい言葉なんていらない。ただ、俺達のフェスを楽しみましょう」

麗華「……アイドルもお馬鹿さんなら、そのプロデューサーもそうだったみたい」

P「あはは、みんなからもよく言われます。
　今朝も馬鹿をして、アイドルを泣かせてしまったところだ」

麗華「……」ｻﾞｯ

P「行くんですか？」

麗華「私は、アイドルですから。プロデューサー同士という立場で分かり合えないなら、
　　　アイドルとしての力を見せ付けるだけ」

麗華「そうしてわからせてあげるわ。どちらが正しいかを、そして……」



麗華「私とあなた、どちらのプロデュースが、上かってことを……！」

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