過去ログ - P「安価でアイドルプロデュースしてIA大賞受賞を目指す」2
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[saga]
2013/05/24(金) 00:42:58.33 ID:OVhewnhko
P(……それから)
P(通報を聞きつけた警察がやってくるまで、俺は、
このドロドロに固まった感情を、ひたすらひたすら、記者共にぶつけていった)
P(気がつけば足の感覚は、もうなくなっていて)
P(頭の中は真っ白で、顔が熱くなって、目の前が見えなくて)
P(今、自分が何をしているかもわからず……ただただ、
目の前にいる汚い連中を、蹴り上げていった)
P(遠くからサイレンが聴こえる。これは、救急車か? パトカーか?)
P(簡単な違いのはずなのに、今の俺には、それすらも理解できない)
P(俺の目の前に、白と黒の車が留まった)
P(なんだ? 中から人が出てきて……俺の肩を掴み掛かってきた)
P(こいつらがなんなのかは、わからない。
でも、俺のプロデュースを、邪魔するのであれば……)
P(誰であろうと、関係ない……!)
* * *
P「やめろぉっ!!! 離せぇぇっ!!!」
警察「……はい、現行犯です。これから署に連行しますので」
P「誰に連絡をしている!? やめろっ!!」
P「や、やめ……俺はプロデューサーだ!
これから響達を、トップアイドルにするために、プロデュ……」
警察「……あのねぇ」
警察「あんたが誰かは知らないけど、名前も経緯も何もわからないけど」
警察「私みたいな、初めて会った人からしてみたらね、
あんたの行動だけが、あんたの自己紹介そのものになるんだよ」
警察「それだからさ、あんたみたいな、他人に暴力を振るう人が、
アイドルのプロデューサーなんて、どう考えても私にはそうは思えないんだよねぇ」
P「……っ」
警察「自分が正しいと思うなら、幸せな結末を迎えたいなら、
お天道様に見られても恥ずかしくない行動をするんだね。
あんたの行動を決めるのは、あんたなんだから」
警察「そりゃあ人間、誰だって間違いはある。多めに見てもらえることもある。
でもいつだって、誰かがカバーしてくれるとは限らない。
どうしたって、どう考えたって、言い訳の出来ない状況に追い込まれることもある」
警察「そういうときのために、私達おまわりさんがいるんだ。
それくらい小さい子でも知ってるよ?」
P「う……う……」
警察「……まぁ、次は頑張ればいいさ。次があれば、だけど」
「……それじゃ、行こうか」
「うわぁぁぁぁぁ──…………!」
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