29: ◆GorJQ6qPNeO8[saga]
2013/04/20(土) 13:32:35.45 ID:Ci9bNfNBO
「……ごめんね。でもやっぱり私からはやっぱり言えないかな」
何かを隠しているという罪悪感からか、ラブは小さくなる。
その様子をみて、美希とせつなは笑いだした。
「バカね、いいのよ別に。
いくら私たちが友達だからと言って秘密を持ったらいけないなんてことないんだから」
「そうよ、ラブ。
私だってラブにもせつなにもブッキーにも言えないことはあるし。
むしろ、大人になったな、と褒めてやりたいくらいよ」
「うう……ありがとう。
でも、潰れそうになったらいつでも頼ってね。
美希たんのためなら仕事サボるし、せつなのためならラビリンスでもどこでもいく。
ブッキーのためなら実験台になってあげるから」
「ラブちゃん、少し飲み過ぎだよ」
テーブルに顔を伏せ、涙声になったラブの頭を祈里は軽く撫でた。
「ラブは本当にお酒弱いわよね。
初めて飲んだ時とか面白かったわ」
珍しくせつながケラケラと笑った。
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