83: ◆GorJQ6qPNeO8[saga]
2013/05/12(日) 15:43:12.01 ID:Yo+FSNtNo
〜〜〜
「なんか、意外です。
私達、お風呂は結構一緒にはいることありますよ」
「んー、多分私もなぎさもわかってたんじゃないかな?
お風呂で、お互い裸で……その時にキスをしたら……止まらなくなるって」
直になぎさの体温を自分の全身で感じたら、止まることなど不可能だと、それはきっと本能的な理解に近かった。
服越しならば理性がしっかりと仕事をするが、その数センチの布切れが無くなったら、理性も消える。
そのことがお互いわかっていたのだろう。
「やっぱり、なぎささんとほのかさんって……いや、ほのかさんはそのままですが」
舞さんは私が自分の側に寄せた酒の代わりに置いた水を一口飲んだ。
「なぎささんも大人ですよね」
そして、ふてくされたようにそう続けると、机に額をつける。
「大人、なのかな?」
むしろ、非常に動物的な気もする。
「そうですよ。
私達なんて……未だにキス止りですし」
これには素直に驚いた。
「えぇ?ああ……なんというか……清いのね?」
「なんですか、それ。
なんどかそういう雰囲気にはなりましたよ?
でも、なんか……ね?」
舞さんはため息をつくと、テーブルから額を離し、ごろりと仰向きに寝転がった。
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