過去ログ - 【安価】比企谷「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」雪ノ下「その2ね」
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◆5m18GD4M5g
[saga]
2013/04/23(火) 23:24:00.58 ID:Kjd0lmuD0
そして待つこと数分、ラーメンがカウンターの上に置かれる。
そういえば追加のトッピングを頼むのを忘れていたが、まぁそれはまた別の機会でいいか。
俺は割り箸を手にして両手を合わせる。
隣をちらと見ると、平塚先生は両眼を閉じて既に合掌していた。どうやら俺が先に言えということらしい。
比企谷「いただきます」
平塚「いただきます」
まずは左手に持ったレンゲでスープを掬い口へ運ぶ。
液体が舌に触れた途端に広がるマイルドなとんこつの風味、そしてやや遅れてやってくる醤油がいいアクセントを加えている。
続いて麺。麺は少しコシがある感じの中太、食べ応えもありしっかりとした噛み心地で箸が進む進む。
比企谷「うん、うまい」
平塚「そうか、それはよかった」
トッピングされた煮玉子とチャーシュー、細長く刻まれたネギを途中で挟みながら麺を啜り、スープに舌鼓を打つ。
特に先生と会話を交わすことなく黙々と両手を動かす。
そして気がつけば、麺は四分の一ほどになっていた。
隣の平塚先生はまだ半分以上麺が残っていることから判断するに、どうやら少し食べるペースが早すぎたようだ。
平塚「ほう、なかなかいい食べっぷりじゃないか比企谷。どうだ、もう一杯食べてみるか?」
比企谷「いや、流石にそれはちょっとキツイです。半チャーハン辺りなら入りそうですけど……」
平塚「ふむ、ならばそれを頼むとしよう。すみません、半チャーハンを一つ」
比企谷「ちょ、先生」
平塚「なに、心配するな。仮に君が食べきれなかったら私が食べるさ」
比企谷「いや、そういう問題じゃなくてですね……」
なんだろう、平塚先生が妙に気前が良すぎて、これはなにか裏があるんじゃないかと疑ってしまう。
今日奢ったお礼に先生の両親へ挨拶とか嫌だからね?
婿には行きたくないでござる! ……や、嫁に来られてもそれはそれで困るけどさ……。
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