過去ログ - 【安価】比企谷「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」雪ノ下「その2ね」
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392:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆5m18GD4M5g[saga]
2013/04/24(水) 22:13:03.20 ID:QNUiA4LC0

とりあえずチャーハンが出来上がるまでの間、俺はラーメンを食べることにした。

残り少なくなった麺とネギを絡めて一緒に啜る。

麺を噛む度に混ざり合ったネギのシャキシャキとした音が口の中で反響する。……あー、なんかこの音聞くと落ち着くわー。

そして俺が丁度ラーメンを食べ終えた辺りでカウンターに半チャーハンが登場する。


……だが、ここで問題発生。



比企谷「……平塚先生、やっぱ俺チャーハン食えそうにないです」

平塚「なん……だと? 比企谷、君はまだ一口も手につけていないじゃないか」

比企谷「いや、なんかラーメンが想像してたのよりボリュームがありまして……」


チャーハンから漂う香ばしい匂いは食欲を刺激するのだが、如何せんラーメンの胃での消化が遅くて胃袋に収まりそうにない。

30分も経てば消化は完了するのだが、ラーメン屋でそう長い時間を過ごすのは店側にとってみればいい迷惑だろう。

それに日も傾き始めたことで、定時で仕事を終えたホワイトな会社員が店の中にぽつぽつと入店してきている。

このままの流れだと店内は混雑が予想されるし、長居は避けたい。


平塚「む……、そうか。それならば仕方がないな」

比企谷「はい、折角奢ってくれたのにすみません」

平塚「なに、気にするな。……では私は、少々本気を出すとしようか」


平塚先生はそう宣言すると、Yシャツの袖を豪快に肘辺りまで捲り上げて臨戦態勢に入る。

やだ、なにこれしずかっこいい。


平塚「この世の全ての食材に感謝をこめて――いただきます」


BLEACHやONE PIECEだけじゃなくてトリコも読んでんのかよ先生、少年漫画好きだなホント。

……でも出版レーベルはちゃんと考えようぜ? アニメ化した際に色々と問題になるから、マジで。




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