過去ログ - 【安価】比企谷「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」雪ノ下「その2ね」
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◆5m18GD4M5g
[saga]
2013/04/27(土) 14:42:16.10 ID:vP0YrVcy0
【車内】
『増田屋』隣のコインパーキングを出て、車は総武高校への帰路に着く。
日は既に傾き、前方から差し込む燃えるような夕日が眩しくて俺は目を細める。
ちなみに隣で運転中の平塚先生はサングラスを装備して対策バッチリ。
だから格好良すぎでしょ先生、女性でサングラス似合うとか並の男ならそれだけで惚れちゃうから。
周囲に溢れ出るイケ女オーラがマジハンパない、しずかっこいいしずかっこいい。
比企谷「……平塚先生、さっきの話の続きなんですけど話してもいいですか?」
平塚「さ、さっきの話の続きというとアレかね? 君が私を貰ってくれるという……」
比企谷「いや、そっちじゃないです。店に着く前に話していた件の続きですよ」
平塚「そ、そうか……。……うむ、いいだろう。私の愛する生徒の悩みを放っておくわけにはいかないからな、存分に話したまえ」
比企谷「そっすか、じゃあ遠慮なく」
軽く咳払いをして喉の調子を整え、俺は先生に疑問をぶつける。
比企谷「えっと、それでその、俺は今まで人と深く付き合った経験がなくて、今の雪乃や由比ヶ浜とどう接していいものなのかよく分からないんですよ」
比企谷「今まで通りに接するべきなのか、それとも俺も雪乃や由比ヶ浜みたいに近づいていくべきなのか……。先生はどうしたらいいと思いますか?」
平塚「いまさらりと悲しい事実を述べられたが……ふむ、そうだな」
平塚先生は両手で握っていたハンドルから片手を離し、顎に軽く押し当てて小さく唸る。
そして数十秒の沈黙の後、先生は前を見据えたまま俺に問い掛ける。
平塚「まず比企谷、君は雪ノ下や由比ヶ浜のことをどう思っているかね?」
比企谷「あいつらのこと、ですか? ……そうですね、あいつらは俺にとって赤の他人以上友達未満の存在なんで、気心の知れた知り合い程度ですかね」
比企谷「俺の自虐ネタにもちゃんと反応してくれるし、良い奴らですよ。……というか、良い奴じゃないと俺には話しかけてくれないんで」
平塚「そ、そうか。……で、では次に比企谷、君は彼女たちとはどういう関係を望んでいるのか教えてくれないか?」
平塚「その要望次第で、私が君へ示すアドバイスの内容は大きく変わってくるからな」
比企谷「……、俺は」
八幡が望む雪乃と由比ヶ浜との関係とは? 以下より多数決
@現状維持 Aまずは友達 B将来的には友達以上
先に4票集まった選択肢で先に進みます
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