過去ログ - 上条「今日からアイテムの一員になった上条です!」
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342:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/23(火) 16:01:04.20 ID:8Zghcs7u0
――ヴィリアン追撃

フレンダ「ヴィリアン様、どうして――」

ヴィリアン「フレンダ、友に敬称は不要です」

ヴィリアン「あなたは私の友なのです!友を置いて一人逃げられる訳がありません!」

キャーリサ「こいつぁ、はは、良くやったのフレ何とか。お手柄だ!」

フレンダ「……ヴィリアン、ヴィリアンっ!」

キャーリサ「まさかその手に構えている『カーテナ=オリジナル』でやり合おうってゆーの?本当に今日はツイてるのか、ナイのか分からんな」

ヴィリアン「姉君、お願いがあります!」

キャーリサ「あー分かってるの、一騎打ちがどーたらで勝ったら助けろー、だろーが」

キャーリサ「だがどーやって?お前は武器を持った経験があるのか?訓練した事すらないのだろー?」

キャーリサ「この世界に『もしも』は有り得ない。正義のヒーローなど居ないし。お前が待ち焦がれるゴロツキは、今どこで何をしているの?」

ヴィリアン「彼は、彼はっ今も誰かのために戦っています!それが私の側でない、それだけの話です!」

キャーリサ「だったらお前のその手で切り開いて見せろ。騎士団長!」

騎士団長「はっ」

キャーリサ「『全英大陸』の加護が無い今、王族へお前の攻撃は通用するんだろー?」

騎士団長「はい」

キャーリサ「首を落とせ」

騎士団長「……はっ」

騎士団長「……ヴィリアン様。あなたの首は美しく保って見せます。生前と同じ――いや、それよりも美しく!」 チャキッ

ヴィリアン「騎士団長、その言い方では生前の私が死者に劣るように聞こえますが?」

騎士団長「これは失礼を」

ヴィリアン「魂の無い抜け殻を気遣うのであれば、どうか――」 チラッ(フレンダを見る)

騎士団長「(……はい。命だけは、何とか)」

ヴィリアン「……ありがとう」

騎士団長「参ります」 シュンッ!

ガキイィィンッ!!!

ヴィリアン「くううぅぅっ!?」

キャーリサ「ほう!流石は『カーテナ=オリジナル』、騎士団長の初太刀を受け止めたの!」

フレンダ「ヴィリアン!?……クッソ!」

キャーリサ「おっと動くなよ学園都市の能力者。お友達の最後、見届けてやるの」 ゲシッ


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