過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/05/02(木) 00:19:08.23 ID:55XXSEqk0
そして食蜂がそうなってしまったのは、彼女が心理掌握なんて力を持ってしまったからだ。
他人の思考が、人間の汚い部分がダイレクトに飛び込んできてしまう。
そこにはある一人の少女の存在もあるのだが、そうして食蜂操祈は人を信じられなくなった。
同時に美琴のような、何を考えているのか分からない人間を恐れるようにもなった。
もし食蜂がこんな能力を持たなければ。無能力者だったならば、どこにでもいるような女子生徒として日々を送れたのだろうか。
「……ふん。なら勝手にすれば。いつか寝首を掻かれても後悔しないことね」
食蜂は一度も見たことのない表情を浮かべ、その場を逃げるように去っていった。
美琴もそんな彼女の背中を複雑な気持ちで見つめていた。
もはや怒りなどなかった。第五位の超能力者、食蜂操祈。その背中は、酷く小さく見えた。
食蜂が消えた途端、婚后、湾内、泡浮が大きく息を吸った。
まるで息止め最長記録が終わった直後のような光景だった。
食蜂がいなくなったことでプレッシャーから開放されたのだろう。
あれでも超能力者なのだ、無理もないだろう。
「ふぅ。思わず体が動かなくなってしまいましたわ」
「やはり超能力者とでもいうべきでしょうか。この婚后光子、不覚でしたわ……」
「それにしても、今の御坂様とても素敵でしたわ」
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