過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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382:かつてない馬鹿げた長さなので注意[saga]
2013/06/14(金) 00:26:50.70 ID:D30LGKJg0









御坂美琴は暗くなった学園都市の上空を舞っていた。
学園都市には高層ビルが非常に多い。
今の時代、『外』にだって多いだろうがこの街ではその数は更に跳ね上がる。

そしてそういったビルを建てるのに金属を使わないことなど不可能と言っていい。
それこそ前時代的な木造建築にでも戻らない限りは。
そしてそこに金属があるのなら、それはその全てが御坂美琴にとっての足場となる。
美琴にとってビルの壁に“立つ”ことなど容易いことだ。

それと似たようなもので、まるでスパイダーマンのようにビルからビルへ磁力線を繋げ移動していく。
高度数十メートル。目も眩むような高度を超能力者は自在に駆けていた。
恐ろしいスピードで擬似的な飛行を行う。
だが垣根は一向に見つからない。こんな高度から一人の人間を見つけられるはずがないので、別に美琴は垣根をピンポイントで探しているわけではない。
おおよその方角を掴もうとしていたのだ。こんな高層ビルの立ち並ぶ街のド真ん中にいるとも考えにくい。


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