過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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446: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/06/17(月) 22:55:06.04 ID:FsBcNsiJ0
何が違った。何が悪かった。
垣根帝督は一方通行と違って、一万人も殺してはいない。
なのに、どうしてだ。

認められなかった。受け入れられなかった。
間違っているのは自分ではなく、一方通行の方なのだと考えた。
自分は悪党ということを自覚し身を引いた。なのに一方通行は厚顔無恥にもその場に居座り続けた、と。
実際どうなのかは関係ない。そうとでも考えなければ垣根が耐えられなかったのだ。
同類であるはずの一方通行が、ハッピーエンドなんて認められるわけがない。

結局のところ、これだけだ。

御坂美琴と一緒にいたいという願望。
一方通行への身が焼けるほどの強烈な嫉妬。

この二つの感情が垣根帝督の全て。垣根を蝕んでいた感情の名前。
あらゆる感情を際限なく爆発させ、展開していく垣根に一方通行は何を思ったのか。
様々な意味で垣根より上に立つ一方通行は何も言わない。言葉を返さない。ただその手を首元のチョーカー型電極にやって、

カチッ、と電極のスイッチを切り替えることで、答えた。

二人の超能力者が対峙する。
『第一候補(メインプラン)』と『第二候補(スペアプラン)』。
学園都市第一位と第二位。
一方通行と未元物質。
破壊と創造。
黒と白。

どこまでも相容れず、どこまでも対を成し相克する。
それでいてどこか似た者同士の二人の超能力者。
超能力者の中でもたった二人、次元の違う力を持つ最強と最強が、激突する。


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