過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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558: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/06/28(金) 00:18:10.34 ID:2uvppnvv0
車から次々と人間が降りてくる。
覆面をした者、黒づくめの者、色々いるが全員学園都市の最先端であろう装備に身を包んでいた。
一台の車から一人、というわけではなく二人、三人降りてくるものもあった。
彼らは言葉を発さなかった。警告もせず、何か要求するでもなく。
ただ無言で、武器を三人に向けて殺意のみを示した。

「で? あのヘリは何なンだ?」

「『六枚羽』だ。アホみてえなスペックのヘリで、時速三〇〇〇キロで移動するっつう化け物。
一機二五〇億円する手の込んだオモチャだ」

「……なるほどなァ。六枚羽に、コイツら、か。メルヘン野郎じゃねェが、間違いねェな」

「時速三〇〇〇キロって……そんなもん作ってんの学園都市?
っていうか、アンタ何か知ってるわけ?」

「あァ。確証があるわけじゃねェが、十中八九そォだろォな」

「焦らしプレイがお好みか? 気持ち悪ぃからさっさと言えよ白モヤシ」

二〇〇以上の最新装備に身を包んだ者たちに囲まれ、上空には三機の六枚羽。
そして一方通行は電極のバッテリーに後がなく、体も垣根との戦闘によって重傷を負っている。
垣根も一方通行との戦闘によってかなりの重傷を負っていて、一方通行と同様にすぐにでも病院へ行かなければならないレベルの大怪我だ。
服を血で真っ赤に染めた二人は動けない。動けるのは御坂美琴ただ一人。しかも美琴も麦野沈利との戦闘、垣根からの一撃を経て万全というわけではない。
そんな状況で、学園都市第一位はつまらなそうに言った。




「―――……潮岸の軍勢だ」







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