過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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557: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/06/28(金) 00:14:41.68 ID:2uvppnvv0
別々の道を進んでいた彼らの道が一点で交差したこの時。
彼らは共通の目的を掲げて、一編の物語を紡ぎ始める。

そして、それは既に始まっていた。
彼らに休息など与えられることはなく、苦しい戦いを終えた三人に『奴』が襲い掛かる。
最初に感じた異変は音だった。ババババババ、というヘリコプターのような音と耳に障るローター音。

「……何だ?」

いや、事実それはヘリだった。ただし機銃やミサイルが取り付けられ、ロケットエンジンが搭載されマッハ二,五で飛行するそれをヘリと呼ぶのならの話だが。
HsAFH-11、通称『六枚羽』。
学園都市のオーバーテクノロジーの塊が三機、こちらへとゆっくり向かっていた。

「……この独特の音。間違いねえ」

「ンだァ? 何か知ってンのかよクソメルヘン」

「……よく分からないけど、ずいぶんとお客さんがご来場みたいよ?」

「招待した覚えはねえんだがな」

それだけではない。
恐ろしい数のワンボックスカーが三人を取り囲むように現れた。
中には戦車のような形をした、よく分からない車まである。
その数はざっと一〇〇台以上。
あっという間に三人は包囲されてしまっていた。


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