過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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628: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/01(月) 23:57:43.03 ID:eukE64Mw0
「とにかく、そォいうことだ。説明は今度してやるから、オマエらは下がれ。
よりにもよってオマエらが来ると面倒なことになるっては分かンだろォが」

尚も相手は何か言っていたようだが、一方通行はもはや相手にせず通話を切断してしまった。
不機嫌そうに携帯をポケットにしまう。
それを見ていた垣根が問う。

「今の、『グループ』だろ? いいのかよ」

「構わねェ。邪魔なだけだ」

「あの座標移動だけは使い道がありそうだがな」

「面倒なことになるだけだ。っつゥかオマエ、そォいう名前を出すな」

『グループ』。
一方通行の属する暗部組織。
第三次製造計画の解体を貝積から依頼された者たち。

だが彼らを呼ぶメリットはもはやなかった。
一方通行に加え垣根と美琴がいる以上、これ以上の戦力の補給は必要ない。
そして何より、土御門元春も、海原光貴も、結標淡希も、美琴との間に何らかの問題を抱えている。
更に垣根までいるここに彼らを呼べば尚更面倒なことになる。
最悪内部分裂を起こしてしまう危険性さえあった。

「……座標移動? ねえ、今座標移動って言った!?」

美琴がその名前に食いつく。
美琴にとってその能力者は因縁の―――と言うと流石に誇張表現だが―――相手だ。
少なくとも名前を聞いて無視できない程度の相手ではある。


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