過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」小蒔「その3です!」
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◆DQMSi3MV.w
[saga]
2013/04/20(土) 00:03:40.28 ID:pqpaHcyBo
京太郎「あ…そ、そう…なのか」
小蒔「??」
そう思う私の前で京太郎君がそっと表情を曇らせました。
まるで誰よりも親しかったお友達が自分よりももっと親しい何かを見つけてしまったような…そんな肩透かしさえ感じる顔です。
見ているだけで何処か胸が痛くなるそれに私は首を傾げますが、京太郎君がどうしてそんな風になるのかまったく分かりませんでした。
流石に喜んでくれるとまでは思っていなかったものの、気恥ずかしそうにするくらいだと思っていたのです。
小蒔「(折角…ちょっと勇気を出してみたのに…)」
勿論、そうやって暗喩する人物なんて私にとって一人しかいません。
私の最高のお友達である京太郎君に受け止めて、そして傷つけて欲しいが故にこんな事を言い出したのですから。
しかし、それが京太郎君には伝わってはおらず、寧ろ、何か誤解されている可能性がある。
それに肩透かし感を味わう私がそれを訂正しようするよりも先に、京太郎君の顔がばっと上がり、その表情を明るくするのでした。
京太郎「んじゃ、お言葉に甘えて…やろうか?ルールはどうする?」
ニコリと笑うそれは何時も京太郎君が浮かべるものよりも明るいものでした。
それはさっき表情が曇っていたことが見間違えにも思えるほどの明るさです。
しかし…だからこそ、その不自然なくらいの明るさに私は強いぎこちなさを感じるのです。
まるで無理して明るく振舞っているようなそれに、見ているこっちの胸が痛くなるくらいでした。
小蒔「そう…ですね…」
しかし、こうして気勢を制するように先に言われて、訂正する勇気は私にはありませんでした。
さっきの言葉は告白じみたものでもあり、具体的に解説すると私の心に気づかれてしまいそうだったのです。
いえ…それだけならまだしも…私の浅ましい企みにまで気づかれ、京太郎君に幻滅されるかもしれません。
そう思うとどうしても私の中で勇気が出ず、逃避のように言葉を交し、そして準備を進めてしまうのでした。
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