過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」小蒔「その3です!」
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◆DQMSi3MV.w
[saga]
2013/04/20(土) 00:04:06.36 ID:pqpaHcyBo
京太郎「うし…それじゃ…よろしくお願いします」
小蒔「よろしくお願いします」
そう二人で頭を下げ、私たちはテーブルの上に敷いたマットから麻雀牌をとっていきます。
ルールは変則的ではありますが、久しぶりの麻雀に京太郎君の顔はキラキラとしていました。
その表情にはまだ暗いものが混ざっていますが、今は麻雀を純粋に楽しんでいるのでしょう。
それを思うと私も少し嬉しくて…そして何より…私の考えが許されたように思ってしまうのです。
小蒔「(そんなの…ただの思いこみにしか過ぎないのに…)」
私が今からやろうとしている事は京太郎君の傷に塩を塗りこむような事なのです。
どれだけ言い訳したって…それは変わりません。
勿論…その分、京太郎君のケアをするつもりではありますが、それは免罪符にはならないでしょう。
どれだけそれっぽい事を口にしても…私が自己満足の為に京太郎君を傷つけようとしている事に変わりはないのですから。
小蒔「(でも…私は…)」
それでも…私は京太郎君が欲しいんです。
上重さんに…いいえ、他の誰にだって…その気持ちが負けているつもりはありません。
どんなものだって…私は京太郎君の中で一番で居たい。
霞ちゃんにも…巴ちゃんにも…初美ちゃんにも…そして…春ちゃんにも勝てない私だけど…でも… ――
小蒔「(負けたくない…その気持ちには…嘘はないんです…っ)」
それはきっと愛ではないのでしょう。
自己中心的で、破滅的で…そして、貪欲なそれが愛であるはずがありません。
だけど…もう私は…その感情を認めてしまっていました。
それがどれだけ醜く…責められるようなものであったとしても…それが私の恋であると。
私の大事な初恋であると…もう…認めてしまっていたのです。
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