456: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/18(木) 13:43:20.37 ID:7T0TV7XF0
火憐「よし、そうと決まれば兄ちゃん。 その財布を寄越せ」
暦「え? 何でだよ、火憐ちゃん」
火憐「だってそうだろ? あたしは余計な物には使わない自信があるしな」
火憐「兄ちゃんに危ない橋は渡らせたくねえんだよ。 その財布を持っていなければ、余計な物を買う心配もねえだろ?」
暦「いや、待てよ、火憐ちゃん」
火憐「焦れったいな。 うりゃうりゃ」
僕の話に聞く耳を持たず、火憐は僕の体を抱きしめる。 抱きしめると言うか、ロックした。
暦「話し合おう! 話し合おうぜ、火憐ちゃん!」
火憐「つか、自信が無い兄ちゃんより、自信のあるあたしが持っていた方が良いだろ。 それだけじゃん」
そう言われると、僕にはもう、何も言い返せなかった。
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