493: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/18(木) 14:10:31.50 ID:7T0TV7XF0
火憐「なんかこうしてるとさ、秘密基地みたいでワクワクするよなぁ」
暦「あー。 その気持ちは分からなくも無いな。 小学生の時とか思い出すよ」
火憐「懐かしいなぁ。 そういや、先月も」
494: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/18(木) 14:11:18.77 ID:7T0TV7XF0
火憐「ああ。 あそこは血で血を洗う戦いの末に、勝ち取った所なんだぜ」
暦「なんだよそれ! そんな恐ろしい場所だったのかよ、あそこ」
暦「お前らファイヤーシスターズの活動内容を詳細に知りたいわ!」
495: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/18(木) 14:11:44.91 ID:7T0TV7XF0
閑話休題。
暦「さて、僕は必要な物を買ってくるけど、火憐ちゃんはどうする?」
火憐「んー。 どうすっかな」
496: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/18(木) 14:12:33.71 ID:7T0TV7XF0
暦「んじゃ、行くかー」
と、話が纏まった所で、貴重品以外の荷物はその場に置いておき、僕と火憐は廃墟から外へと出る。
しっかし。 忍野の奴はどこに行ったのだろうか?
497: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/18(木) 14:13:04.17 ID:7T0TV7XF0
火憐「兄ちゃん、何ぼーっとしてるんだよ。 置いていくぞー」
考え事を火憐の声が遮る。 しかし、ああ悪い悪い、今行くよ。 とはならない。
暦「ぼーっとしてたのは謝るよ。 悪かった。 でもな、火憐ちゃん。 そっち、逆だぜ」
498: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/18(木) 14:13:39.56 ID:7T0TV7XF0
時間経過。
必要な物を買い揃え、僕と火憐は廃墟へと戻っている途中である。
途中で火憐の目を盗み、僕が個人的に欲しい物を買おうとしたのだが、結局ばれてしまい、殴られた。
499: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/18(木) 14:14:08.39 ID:7T0TV7XF0
そして───────────そして。
廃墟へ着く直前。
僕の目の前。
500: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/18(木) 14:15:12.75 ID:7T0TV7XF0
忍野「やあ、阿良々木くん。 それに、そっちは妹ちゃんかな?」
暦「忍野……! お前、今までどこに行ってたんだよ」
忍野「野暮用だよ、野暮用」
501: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/18(木) 14:15:40.69 ID:7T0TV7XF0
忍野「なるほど、君が阿良々木くんの言っていた、でっかい方の妹って訳か。 なるほどなるほど」
忍野「こりゃ、確かにでっかいね。 阿良々木くんよりも」
暦「うるせえ。 つうか、忍野。 僕が話したいのはそんな事じゃないんだよ。 お前に話さないといけない事も、あるしな」
502: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/18(木) 14:16:28.04 ID:7T0TV7XF0
忍野「勿論、妹ちゃんもね。 君はもう知っているんだろ? 阿良々木くんの事」
火憐「……そりゃ、まあ」
忍野「あっはっは。 そうかい。 なら本当に話は早い。 付いてきなよ」
503: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/18(木) 14:17:00.91 ID:7T0TV7XF0
忍野「僕だって、ただ意味も無くぶらぶらしてた訳じゃないしさ」
忍野「うーん。 何から話せば良いのかなぁ。 こんな時って」
暦「何からって……最初からだよ。 忍野は全部、分かってるのか?」
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