587: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/20(土) 20:00:42.17 ID:16NcLeen0
忍野「それじゃあ、説明するよ」
暦「ああ、頼む」
僕の言葉で、忍野は説明を始める。
588: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/20(土) 20:01:09.47 ID:16NcLeen0
忍野「そうかい」
忍野「というか、阿良々木くん。 一つ聞いてもいいかな」
589: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/20(土) 20:01:45.94 ID:16NcLeen0
暦「話を戻そうぜ。 それで忍野、その後は?」
忍野「ああ。 今回に限ってだけど、僕も阿良々木くんと一緒に戦ってあげるよ。 勿論、あくまでも協力って形だけどね」
暦「そりゃ、大分心強いな」
590: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/20(土) 20:02:16.67 ID:16NcLeen0
火憐「……タダで、やってくれるのか?」
忍野「ん? ああ、お金かい?」
火憐「そうだ。 あたしの知ってる大人は、詐欺をしやがったんだ。 それで騙された奴が何人も居る。 あんたがそうだとは思わねえけどさ」
591: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/20(土) 20:02:49.87 ID:16NcLeen0
僕の吸血鬼で、五百万だったろ。 一応あれも、かなり厄介なパターンだった訳だし、少なくともそれよりは。
なんて、僕はそう思ったのだけれど。
忍野「一千万。 それが妥当な金額かな」
592: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/20(土) 20:03:19.02 ID:16NcLeen0
暦「だけど!」
確かに忍野の言うとおりなのかもしれないけれど、それでも、そんな金額なんて、少なくとも簡単にどうこうできるって額でも無い。
僕が返済を手伝うにしても、だ。
593: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/20(土) 20:03:45.66 ID:16NcLeen0
暦「だけどな……大体だ。 一千万ってどの位か分かってるのか?」
火憐「当たり前だろ。 とにかく、あれだ」
火憐「一万円がいっぱいって感じだろ?」
594: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/20(土) 20:04:23.75 ID:16NcLeen0
火憐「なんとかする! だから兄ちゃんは気にするな」
暦「なんとかできねえって! 死に物狂いで働いてやっとだぞ!」
こいつ、本当に分かって無いんだろうな。
595: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/20(土) 20:05:19.64 ID:16NcLeen0
忍野「はは。 本当に仲が良いよね、君達は」
忍野「ま、兄妹喧嘩もそろそろ終わりにしてさ。 本題に入ろうか」
596: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/20(土) 20:06:05.18 ID:16NcLeen0
そうか。
僕が死ねば、忍は今の状態では無くなり、本来の吸血鬼へと戻るのか。
なるほど、それなら僕は、余計に死ねない訳だ。
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