過去ログ - 暦「火憐ちゃん、ごめん」
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653:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/21(日) 21:20:27.34 ID:M12txNDDO
いちょーつ


654: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 22:16:43.16 ID:3uFUiPCu0
こっそりもう一話。


655: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 22:17:13.79 ID:3uFUiPCu0
目の前に、忍野が降り立つ。

僕の方を見ないまま、背中を見せたまま。

その奥で、木が枯れて行く。
以下略



656: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 22:17:45.65 ID:3uFUiPCu0
暦「てめえ! 忍野!」

殺された。

火憐が、僕の妹が。
以下略



657: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 22:18:23.48 ID:3uFUiPCu0
暦「ふざけるな、ふざけるなよ! ぶっ殺してやる、忍野!」

忍「ふん」

いつの間に影から出てきたのか、忍は僕の上まで来ると、自らの腕を引きちぎり、僕に血を浴びせる。
以下略



658: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 22:19:23.06 ID:3uFUiPCu0
暦「よくも、よくも火憐ちゃんを!」

また殴る。 何発も何発も何発も。

勢いで殴った所為なのか拳はもう、完全にぐちゃぐちゃになっていた。
以下略



659: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 22:19:51.37 ID:3uFUiPCu0
忍「もう良いじゃろ。 我が主様よ」

良い? 良いって、何が?

暦「邪魔するのか、忍」
以下略



660: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 22:20:17.55 ID:3uFUiPCu0
いき、ている?

でも、忍野が、火憐を。

忍「おるじゃろ、そこに」
以下略



661: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 22:21:19.76 ID:3uFUiPCu0
時間経過。

結論から言えば、火憐は死なずに済んだ。

僕もまだ頭の整理が追いつかないけれど、その事実だけで、充分すぎたのだろう。
以下略



662: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 22:21:47.35 ID:3uFUiPCu0
忍野「まあ、無事って程でも無いけどね。 さっきも言った様に」

忍野は僕に殴られた顔を擦りながら、いつもみたいにどこかふざけた様子で、そう言った。

暦「けど、何で忍野は僕を騙したんだ。 四番目の選択は、火憐ちゃんも死ぬって、そう言ってたじゃないか」
以下略



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