過去ログ - 暦「火憐ちゃん、ごめん」
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664: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 22:23:22.54 ID:3uFUiPCu0
忍野「全く、阿良々木くん。 いくらなんでも殴りすぎだよ。 まあ、無理もないか」

忍野「……そうさ。 忍ちゃんの言うとおり、始めからこれが狙いだった」

忍野「騙したのは悪いと思ってるよ。 だから、その分のはさっき僕をボコボコにした事で、チャラって事にしといてくれ」
以下略



665: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 22:23:54.47 ID:3uFUiPCu0
暦「……生きてる、火憐ちゃんは、生きてる」

暦「忍野! じゃあ、どういう事なんだよ。 説明、してくれるよな?」

忍野「はは、勿論」
以下略



666: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 22:24:33.74 ID:3uFUiPCu0
忍野「まず、妹ちゃんは生きている。 これは事実だね」

忍野「そして、阿良々木くんを囮として利用したのも事実さ」

忍野「うーん。 どこから説明しようかな」
以下略



667: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 22:25:05.86 ID:3uFUiPCu0
忍野「その時に、忍ちゃんのブレードを借りたのさ。 他にも斬る方法はあったんだけど、これが一番確実だった」

暦「なるほど、それで忍野は心渡を持っていたって訳か」

暦「けど、忍野がやったって言うのは、要は四番目の選択だろ? でも、それが一番楽なんだったら、僕にやらせるべきだったんじゃないか?」
以下略



668: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 22:25:37.46 ID:3uFUiPCu0
暦「何故、反対するって思ったんだ?」

忍野「うん。 じゃあ次はそこの説明をしようか」

忍野「僕が言っていた妹ちゃんが死ぬって言うのは、例え話なんだよ」
以下略



669: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 22:26:11.19 ID:3uFUiPCu0
忍野「そこまでじゃないさ。 忘れるのは、今回の怪異に関する記憶だけだ」

暦「それって……」

忍野「つまりは、自分が何をしたかとか、阿良々木くんの正体だとか。 そういった事を丸っきり忘れるって事だね」
以下略



670: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 22:27:18.54 ID:3uFUiPCu0
そう、だろうか。

僕は、その案に賛成できたのだろうか。

ああ、そうだな。
以下略



671: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 22:27:50.09 ID:3uFUiPCu0
忍野「ま、そういう理由だよ。 妹ちゃんは今回の事は全部覚えていない。 けど、生きている」

忍野「後遺症なんてのも、無いだろうね」

火憐は、それで良かったのだろうか。
以下略



672: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 22:28:20.98 ID:3uFUiPCu0
暦「なあ、忍野。 一つ聞いてもいいか?」

未だにしゃがみ込む忍野の背中に向けて、僕は聞く。

忍野「うん。 良いよ」
以下略



673: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 22:28:51.84 ID:3uFUiPCu0
僕にとって。

暦「……それは、そうかもな。 僕も今回、大分、自分の馬鹿っぷりを認識させられたよ」

暦「でも、まあ。 やり直せるのなら、やってやるさ」
以下略



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